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中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第22話

2013年07月18日 17時50分51秒 | 宮廷の諍い女(中)

今日の皇后は引き立て役だったと華妃に話す頌芝。倹約を命じても陛下は体面を重んじられる、と話す華妃は、体調が思わしくない皇太后へ孝行心を示す品を贈り機嫌を取らなくてはと思う。しかし、兄へ推薦した者たちから届いた銀子では最上級の品は買えない。頌芝は、先月、罷免された趙之垣が取り次ぎを臨んでいると言う。

趙之垣の罷免を兄が陛下に進言したため「推薦できる?」と言う華妃。頌芝は大将軍(年羹堯)への面会を取り成すだけで翊坤宮(華妃の宮)に5万両を贈り、事がかなえば2倍支払うと言っていると話す。華妃は銀子を受け取ることにし「兄を動かせるほどの実力が趙之垣にあるかしらね」と言う。


年羹堯が雍正帝に会いに来る。養心殿に入ろうとする年羹堯を「陛下は果郡王と囲碁を」と止める蘇培盛。では待つ、と年羹堯は言うが、臣下は端で待つというしきたりを無視し、真ん中から動こうとしない。椅子を蘇培盛が持ってこさせ端に置いても座ろうとしない年羹堯。真ん中に持ってくると、ようやく年羹堯は座る。


蜀への道中の話を雍正帝は果郡王に聞く。陕西や甘粛に到着すると年大将軍の世でしたよ、と話す果郡王。否が応でも服従させているようだと。

果郡王が囲碁に負け「だが辛勝だった」と言う雍正帝。結果的に負けるのでしたら早々に降参すべきだったと果郡王は言うが「簡単に勝っては意味がない。苦心してこそ大勝利なのだ」と雍正帝は言う。朝廷も囲碁と同じで均衡を講じる術を極めんとな、と。

帰る果郡王に年羹堯は「長年の西北の寒さにやられ足腰が弱っておるのです」と椅子から立とうとしない。御前で無礼がなければ構わないと返す果郡王。


もう少しで大きな過ちを犯すところだったと雍正帝に年羹堯は話す。趙之垣の罷免を願い出たが、調査したところ忠義にあつい愛国の臣であったと言う。悔いても悔やみ切れないと詫びる年羹堯だったが、日も経たぬうちから再度、登用しては勅命に重みがなくなってしまうと言う雍正帝。そんな雍正帝に以前の職に戻せないのなら他の職を与えては?と年羹堯は提案。趙之垣は工部の重職を与えられることに。

帰る年羹堯と雍正帝に会いに来た甄嬛がはち合わせになる。「どちらの小主であるかな」と言う年羹堯に「莞貴人(甄嬛)です」と答える浣碧。「莞貴人?」と言った年羹堯は「華妃娘娘は私の妹だ。娘娘も安泰なら私も安泰である」と言う。それに「娘娘は寵妃です。十分安泰かと」と返す甄嬛。「だが心配になるのだ。分をわきまえずおごった者が娘娘を苦しませるかもと」とわざと言う年羹堯。「そのような者はいません」と甄嬛が答えると「そう願いたい。陛下が気にせずとも私が放っておけぬのでな」と年羹堯は言う。


年羹堯の様子を蘇培盛に聞く雍正帝。陛下に謁見できたため、大変喜んでいたと蘇培盛は答える。そして果郡王と囲碁をしていた時は座って待っていたこと、果郡王が帰る時も座っていたことも話す。


甄嬛が来ると「お迎えにあがろうかと」と言う蘇培盛。年羹堯の参内で雍正帝がややご機嫌斜めだと話す。感謝をし、甄嬛は養心殿に入る。


甄嬛に"朋党"について意見を聞かせるように言う雍正帝。後宮にいる身には分かりません、と答えた甄嬛だが「ただ欧陽脩の"朋党論"は興味深いと感じました」と言う。"小人は利害が同じなら結託するが、利益を見れば我れ先に争い、利益なくば疎遠となる"と。利益が目的ならば当然の結果だ、と言う雍正帝に「ですから陛下の災いとはならないかと」と甄嬛は言う。喜ばせるのがうまいと感じる雍正帝。

雍正帝は欧陽脩の"朋党論"を写すように言う。「弱々しい字ですのに」と甄嬛は体をそむける。そんな甄嬛の手を引き、雍正帝は自分の椅子に座らせると「男の字は荒々しすぎるが、女子の繊細な字であれば煩わしい時に心を静めてくれるのだ」と言い筆を持たせる。


約束の銀子の他に、腕輪やかんざしなどが趙之垣から華妃に届けられる。一体どんな言葉で兄をその気にさせたのだか、と言う華妃に周寧海は「趙殿はこれだけ伝えたそうですよ。"30万両を将軍へ献上し、10万両を翊坤宮に送る"と」と言う。ふっと笑いながら「やり手なのね」と華妃は言う。


仕上った2匹の龍を刺繍した夜着を崔槿汐と見る甄嬛。「小主(甄嬛)の心がこもった夜着は何ものにも勝ります」と崔槿汐は言う。刺繍なら安陵容のほうがずっと上手だと甄嬛は返す。しかし崔槿汐は刺繍ならば上には上がいるが、真心となれば勝るものはないと言う。
同じ頃、安陵容も雲と1匹の龍を夜着に刺繍をしていた。「真心がこもっています」と安陵容に言う宝鵑。


養心殿に後宮の帳簿を皇后は持って来る。翊坤宮の支出は皇后の宮の3倍だった。来月は年越しで「華妃は派手好きですからね」と言う皇后。妃の分際で皇后以上に贅沢をするとは、と言うものの「華妃はどこからこれほどの銀子を工面したのか」と言う皇后には「朕とて承知のうえだ。何も言わんでよい」と雍正帝は言う。そこに甄嬛と安陵容から夜着が贈られてくる。


昨夜、夜伽に呼ばれた時のことを甄嬛と安陵容に話す淳常在。陛下のお体が白いか気になり見ていた淳常在は"ずっと朕を見ているな。雲からいずる龍が気に入ったのか?ならばこの夜着をやろう"と言われたと言う。そして陛下は2匹の龍の夜着に着替えたと。甄嬛は嬉しいが、みるみる顔色が変わる安陵容。無邪気な淳常在は、さらに2匹の龍の刺繍のほうが心が温まると言っていたと言う。

その夜着は誰の贈り物か訪ねたら"莞貴人に聞け"と言われという淳常在。無理に笑いながら安陵容は「嬛さんのでしたか」と言う。安陵容の表情が変わったことに甄嬛は気づく。


宮に戻ってきた安陵容は涙を流す。それを見た菊青が「どうされました」と心配すると、持って来た茶器を手ではらい「出ていって」と怒り出す安陵容。


淳常在がいつも楽しそうと崔槿汐に話す甄嬛。沈眉荘は物静かで度量があり、純常在は無邪気、安陵容は繊細だと話す崔槿汐。「だからこそ陵容には時に言葉をかけられない」と甄嬛は言う。今日の淳常在の言葉も真に受けないといいのだけどと。そして無垢な準常在が恨みを買わないか心配になると言う。その分、甄嬛が気を配るしかないと崔槿汐は返す。

甄嬛は質がよく貴重な和田産の玉でできたかんざしを安陵容に届けてほしいと崔槿汐に頼む。陛下から密かに贈られた品だったため崔槿汐は驚くが、数少ない姉妹のような存在の安陵容を甄嬛は大切にしたかった。


崔槿汐は安陵容に預かってきたかんざしを渡す。甄嬛が咳き込んでいたのを見た安陵容は、びわの葉を煎じてあげては?と言う。心遣いに崔槿汐は感謝し「淳常在は無邪気ゆえ失礼な言葉があっても大目に見てほしい」と言う甄嬛からの伝言を伝える。

帰ろうとした崔槿汐は、外で菊青が泣いていることに気づく。泣いて戻ってきた安陵容に声をかけたら怒られたと言う菊青。こんなこと初めてだと言う菊青に「主の怒りを受ける時もある。陵容小主は優しい方よ」と話す崔槿汐。

安陵容は立派な玉をもらっても嬉しくなかった。主の褒美なら嬉しいが、相手は同じ陛下の妃嬪だと宝鵑に言う安陵容。品でも贈れば私の心が晴れると思ってる、同じ妃嬪からおすそわけされるなんてと。そして淳常在でさえ自分を見下していると安陵容は言う。

甄嬛は安陵容を気遣っていると宝鵑は言うが、それも「私と淳常在が反目しては困るだけ」と言う安陵容。結局、甄嬛は淳常在を守りたいだけだと言う。そして沈眉荘が冷遇されてから自分に手を差し伸べた、淳常在がいれば自分なんてお払い箱だと涙を流す。
安陵容は崔槿汐と菊青が話をしていたことも宝鵑から聞く。「やはりね。菊青が報告しなければ莞貴人までもが私と同じく陛下に夜着を仕立てるわけがない」と言う安陵容。


皇后や妃嬪たちは清音閣で観劇を観賞することに。演目を皇后が決める前に三国演義の"鼎峙春秋"に華妃は決めてしまう。それから"薛丁山 征西"だと。「まさに娘娘(華妃)の兄君は唐代の薛丁山のごとく西を征し名をあげました」と言う曹貴人。皇后が"瑤台"を選ぶと、今度は斉妃が「天下の母だけあります」と言う。それに「第三皇子の孝行心のようだわ」と皇后が返すと「その孝行心を少しでも勉学に向けられたら陛下もお喜びになるのに」と言う華妃。

豪華な華妃の衣装に「高くついたでしょうね」と言う皇后。「数日前にも陛下に翊坤宮の支出を訴えたとか。でも皇后娘娘に迷惑はかけておりませんよ」と華妃は言う。
華妃は薛丁山といえば樊梨花だと言い、万策用いて夫の気を引こうとしたが、夫は別に好きな女がおり、三度、樊梨花を離縁した「私なら自分以外の女を思う夫など忘れさっさと妻の座を降りますわ」と言う。皇后は「正妻ともなれば度量も必要よ。三度離縁しようが結局、薛丁山は樊梨花を迎えた」と言うが「それはもともと樊梨花が嫡出の娘だからですよ」と返す華妃。黙ってしまう皇后の代わりに甄嬛は「"南柯記"の演目を」と言う。

甄嬛の望んだ演目は"上り詰めるも倒れるも一瞬"と人々に警告しているものだった。"誇示するほど足を踏み外す"と。微笑む皇后。安陵容が「私が思うに心が通じ合えば久しく会えぬとも耐えられるかと」と言うと、華妃は「安常在も妃嬪だけある。"心が通じる"など大勢の前で語るだなんて。面の皮の厚さに脱帽だわ」と言う。それも「"牡丹亭"には"生ける者 死を恐れず 死しても心に蘇る"とあります。常在は戯曲を語っただけ」とかばう甄嬛。


臘八節は皇太后へ挨拶する日だった。控えめにして甄嬛は向かう。
他の妃嬪たちと一緒に挨拶をする甄嬛。「莞貴人、久しぶりね。顔を見せなさい」と皇太后は言う。


ーつづくー


「分をわきまえずおごった者」って年羹堯が言う!?
そっくり年羹堯に言い返したい!!(*´Д`)=3
果郡王への態度はひどすぎだし。

淳常在は知らなかったとはいえ、ちょっと言い過ぎたかもしれないけど、でも、もともと話を聞きたがったのは安陵容。甄嬛は止めたのに。
それに、真っ昼間でしかも宮の前で、監視させてる相手の報告なんて聞かないよね?
人目もあるし(;´д`)ノ
おまけに、結局、最終的に陛下が着たのは甄嬛の夜着でもなかったという…(0д0∥)

やっぱり浣碧が今までとは違うような気がする…。
でも、陛下に会いに行く時に連れていってるから、わだかまりはないのかな?

最後、甄嬛が皇太后に顔を見せるように言われるけど…大丈夫かな?
ちょっとドキドキしちゃーう。




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3 コメント

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こんばんは(*^_^*) (Apple)
2013-07-18 23:56:15
年羹堯の態度が酷い( *`ω´) 酷すぎる~
果郡王は心が広いな~(o^^o)そうそうあんな年羹堯を相手にしない方がいいよね~

華妃って~銀子銀子って!雍正帝は倹約家なのに!

淳常在は(≧∇≦)面白いね~

安陵容は、やはり菊青を誤解してるし!甄嬛を誤解してるよね( ; ; )いつもかばってあげているのに( ; ; )
安陵容自身がちょっと変わらないと…う~ん何だろう自分に自信をもって欲しいし、家柄を気にしすぎ~
でも、何か頭を打たないと気がつかないのかも…心配です。

観劇の観賞会が…華妃が怖い~皇后にあんな態度をとるなんて!皇后は立派、怒らないし動じないし~
見兼ねて、甄嬛が(*^_^*)皇后も甄嬛がいて心強いですよね~
この観劇~蒼穹の昴を思い出しました(o^^o)

うさ娘娘~浣碧がやっぱり元気がないように思いますね…まだわだかまりがあるのかも!
こちらも心配ですね~
ありがとうございます(*^^*)
返信する
こんばんは! (time)
2013-07-19 00:33:31
何かが起こりそうですね。

そんな中で、淳常在は思春期な感じで
ヒヤヒヤですが、かわいらしい~

このドラマの年羹堯は、“驕る”という言葉があまりにも
ハマっていますね(苦笑)
半生はかなり苦労をした人のようなイメージが
歩歩jing心であるせいか、ギャップが・・・

金で動く、、、というのが
浅い感じをかなり演出している気がします。。。

朋党の会話は興味深く、
観劇のやりとりも古典を題材にしていますが、
あの雰囲気が痛いですね。。。
甄huanの選んだ演目は、
Ruoxiと十三爺の会話を思い出しました。

皇太后とどんな展開になるのか、また楽しみです!
返信する
改めて (七篠権兵衛)
2014-01-24 23:57:46
ま、再放送で結果が分かってるんだから言えるんだけど、陵容がこの先自滅するのは陵容自身の劣等感と疑心暗鬼からなんだよね。
下衆の勘繰りが過ぎると自らを滅ぼすって感じかな?
しかし、今後の展開を思うと陵容も違った意味で後宮向きのキャラだったのかな?あの腹黒さは華妃や皇后に勝るとも劣らない気が…。
無害を装ってる分華妃より質が悪いかも、皇后サイドに馴染むのも当然ってとこか。
返信する

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