中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第15話

嬉しそうに駆けてきた浣碧が崔槿汐にぶつかる。「慌ててどうしたの?」と崔槿汐が聞くと、笑いながら「別に」と答えて行ってしまう。


安陵容の父親を釈放したと雍正帝は甄嬛に話す。本来ならば、甄嬛を嬪に昇格させたいと言う雍正帝。しかし入宮して短く、夜伽前に貴人へ昇格させたことも異例だったため「そなたが朕の子を産めば、問題なく昇格させられる」と言う。甄嬛が愛おしいと。雍正帝は甄嬛といる時だけは安らげていた。


夜。甄嬛と雍正帝が沈眉荘の元へ以降としている途中、同じように沈眉荘の所へ行こうとしていた安陵容と会う。

沈眉荘の宮には、皇后や小主たちが集まっていた。雍正帝は沈眉荘を気遣う。
しばらく経ち、雍正帝の夜伽の札を選ぶ時間になる。みんなのいる中で雍正帝が選んだのは皇后だった。

雍正帝と皇后、小主たちが外に出て来ると怪しい人影が見える。捕らえられたのは沈眉荘の世話をしている宮女の茯苓だった。そして持っていた物を曹貴人が調べると、血の付着した下穿きが。茯苓は沈眉荘の妊娠は真っ赤な嘘で、月のものが来たため汚れた下穿きを始末するように言われたと言い出す。その真相を調べるため侍医を呼ぶことに。劉畚は当直ではなかったため章彌に診てもらう。

章彌は沈眉荘に懐妊の兆候はないと言う。念のため呼ばれた別の侍医・江誠は、部屋に入る前、頌芝と目配せを。
江誠の診断も懐妊していないというものだった。そして月事がいつもより遅れたのは薬の影響だと言う。江誠は、数か月前、沈眉荘から月事が不純で懐妊しづらいため遅らせる薬を要求されたと証言。驚きながらもひざまずき、江侍医から子を授かりやすい方法を紙に書いてもらっただけだと雍正帝に訴える沈眉荘。しかし、その証拠となる紙がどこにも見当たらない。

雍正帝は劉畚を直ちに連れてくるように命令するが、屋敷には誰もいなかった。雍正帝は沈眉荘が偽の診断をさせたと思ってしまう。
甄嬛もひざまずくが「嘆願すれば同罪と見なすぞ」と言う雍正帝。それでも嘆願しようとする甄嬛を沈眉荘が止める。

懐妊を偽ったと思った雍正帝は、沈眉荘を答応に降格し封号を剥奪、さらに閑月閣に幽閉することを命じる。誰とも面会は許さないと。そして、劉畚は生け捕りに、茯苓は殺すように言い渡す。


侍女に支えられながら自分の宮へ戻ってきた安陵容は、自分にも災いが降りかかるかもしれないと、沈眉荘の子供のために作った物をすぐに捨てるよう侍女に言う。


劉畚は男から5000両の銀子を受け取る。劉畚が銀子を数えている隙に、劉畚を短刀で殺そうとする男。気づいた劉畚は、たまたま近くにあった木の棒で男を叩き逃げて行く。

劉畚を逃がしたことを報告され、華妃は動揺する。劉畚は知りすぎたため、早く殺すように言う華妃。華妃は茯苓の家族にも十分な銀子を渡していた。


安陵容は張公公に頼み、実家へ包みを届けてもらう約束をしていた。しかし、昨夜のうちに状況が一変。沈眉荘が答応に降格され、包みは送れないと言われてしまう。沈眉荘が落ちぶれた今、関わる者の頼みは聞けないと。どうすれば母に届けてくれるのか安陵容が聞くと、張公公は「荷を半分に」と答える。


安陵容が宮へ戻ってくると、頌芝が勝手に壷や装飾を運んでいた。沈眉荘と懇意のため「華妃娘娘がよい部屋は必要ないと」と言う頌芝。
沈眉荘が寵愛を受けた時は何の得もなく、降格すれば巻き添えだと思う安陵容。


甄嬛は勤政殿へいくが雍正帝は会ってくれない。
今まで雍正帝と一緒にいた華妃から雍正帝が曹貴人と温宜公主といると知り、甄嬛は向かおうとする。しかし「まさか沈眉荘のために嘆願するつもりなの?陛下は温宜との貴重なひとときを過ごしている。あなたの顔を見れば陛下は嫌でも沈眉荘の嘘を思いだされるわ」と華妃に止められてしまう。


閑月閣にいる沈眉荘に敬妃が会いに来る。今、沈眉荘に会えるのは敬妃だけだった。沈眉荘は「私めの件で陛下のご不興を買うな」と甄嬛に伝えてほしいと頼む。敬妃から、あなたの体に何かあれば甄嬛も心を痛めると言われ、沈眉荘は食事をすることに。


甄嬛は雍正帝と会えず苛立っていた。崔槿汐が芳若殿を頼っては?と言い、甄嬛は自分の腕輪を外すと「これをこっそり渡し、力を貸してほしいと伝えて」と言う。陛下の注意を引けるよう、螺子黛(高級な眉墨)も渡すようにと。

陛下が今夜、華妃のところへ行くと流朱から聞いた甄嬛。沈眉荘を疎い、自分も疑いをもたれたと感じた甄嬛は「結局、私も他の妃嬪と同じね」と言う。


沈眉荘の食事が内務府から届いていると聞いた敬妃が念のためだ言い調べると、食事の中に毒が入っていることが分かる。
皇族を冒とくしたと命を奪うつもりなのでは、と涙を流す沈眉荘に、敬妃は陛下は冷酷ではないし、沈眉荘の実家を尊重している、と言う。そして手を下せるのは華妃だけだと。これからは食事に限らず、しかと目を光らせておくのよ、と言う敬妃。ここで食事を作るよう、皇后にも願い出ると。沈眉荘は敬妃に感謝し、甄嬛には内密にしてほしいと頼む。


芳若殿の三日月眉に気づいた雍正帝。「前に仕えていた純元皇后の眉の形と同じです」と言う芳若殿。


今夜、陛下が来ると言う知らせが甄嬛の元に。しかし、甄嬛は沈眉荘の嘆願をするのには今は時期が悪いと考える。誰もが甄嬛が嘆願し、陛下から不興を買うのを待っていた。思い通りにはならないと思う甄嬛。

甄嬛は沈眉荘の潔白を証明するため、沈眉荘の祖父宅と自分の実家に頼み、劉畚を捜し出すことにする。


夜、遅くなってから雍正帝が甄嬛の宮に来る。疲れている雍正帝に、蜂蜜湯を出す甄嬛。「他に朕に話はないのか?」と言われ、甄嬛は珊瑚と黒玉のどちらを着けるといいか尋ねる。「珊瑚だな」と答えた雍正帝は、沈眉荘の嘆願をしないのか聞く。「"時　経てば人の心も見える"。不審な点は明らかになるかと」と甄嬛は答える。謁見を求めたのもいつまでも四郎が会いに来てくれなかったからだと。

沈眉荘と親しい甄嬛も関わったと噂されていた。「潔白だと訴えないのか?」と言われ「四郎は名君ですし、私めのことをご存知ですから信じないでしょう」と甄嬛は返す。夫さえ信じられないのなら誰を頼ればいいのかと。


甄嬛に粗末な花を持ってきた黄規全が慎刑司で罰を受ける。あなたの遠縁ならば、余計、慎ませないとね、と華妃に言う皇后。あなたの名誉にも関わると。
皇后は姜忠敏を代理に立てる。


ーつづくー


あの夜伽の札ってどこにでも持ってくるんですねー。
みんなの前で選ぶほうも選ばれるほうも恥ずかしい～(〃艸〃)

やっぱり、沈眉荘は妊娠していなかったんだ!!Σ( ° △ °|||)
あんなに喜んでいたのに、ひどすぎる(；_；)

沈眉庄の髪飾り?かんざし?を雍正帝が投げた時は怖かった(;´д｀)ノ
これが若曦の四爺だったら「きゃっ(*´艸｀*)」って思えるのにー。怒ってもカッコいいんだもん(〃∇〃)

そして安陵容。
今回の回で、私、安陵容が嫌いになったかも…。
父親の事件の時は、沈眉荘のことを尻込みしたって責めていたのに…。
それに「寵愛を受けた時は何の得もなく、降格すれば巻き添え」も違うような気がする。
今まで沈眉荘や甄嬛に助けてもらってよねー?
これまで平穏に暮らしてこれたことも2人のおかげだと思うんだけど…。

浣碧の行動も気になりますね(＠_＠;)
雍正帝が好きなのかな?それとも栄華が欲しいのかな?

劉畚も見つかるといいんだけど…(；△；)



それからそれから、沈眉荘のお名前を今まで間違えてしまっていたの。
ごめんなさいぃぃぃぃぃ"(ノ_・、)"



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