誕生日ケーキを用意してくれていたウェンカイに「初めての誕生日ケーキです」と言うアイシャ。「初めて?」とウェンカイが聞くと、生まれてすぐおばに預けられたこと、居候の身で誰にも注目されず誕生日も独りだったこと、自分の力で生活できるようになってからは1人で豪華な食事をし過去の寂しさを忘れようとしてきたこと、でもケーキは初めてだと話すアイシャ。アイシャがお礼を言うと「もう誕生日に寂しい思いはさせないよ。君の誕生日は忘れない。毎年、僕と一緒にロウソクを消そう」とウェンカイは言う。
ウェンカイはアイシャに誕生日プレゼントも渡す。「12時になる前にロウソクを」と言って火をつけるウェンカイ。
髪を乾かしながら、ユータンはワン・ズーユーからの着信があったことに気づく。着信履歴を見ると、たくさんのウェンカイの名前が。「ウェンカイも電話をくれてた?」と驚くユータン。
ズーユーが先だと思い、ユータンは電話をかける。
ロウソクを消す前に「ケルビン(ウェンカイ)と一緒に何かができたら嬉しい」と言うアイシャ。「何かって?」とウェンカイは聞くが、ウェンカイにかかってきている電話が気になり「先に電話に出てください。願いごとが決まったら一緒にかなえてくれますか?」とアイシャは言う。「ああ、もちろんだ」とウェンカイは返す。
ウェンカイが電話に出ると「ズーユー?ごめん、お風呂だったの」と言うユータンの声が。「風呂の事情まで報告するのか?」とウェンカイが言い、ユータンはかけ間違えたことに気づく。「ズーユーからも着信があって」と説明するユータンに、ウェンカイは「“王子”への電話のほうが重要だよな」と言う。「体調はどうか心配だったけど、その様子じゃ復活したみたいね」とユータンは返す。ウェンカイは「俺が心配だけど、素直になれないから間違い電話のフリか?」と言う。
ウェンカイがユータンと電話で話している間に12時1分になってしまう。1人でロウソクを消すアイシャ。
翌朝。ウェンカイ宅の掃除をユータンが終えた頃、朝食が届く。
朝食がテーブルに並べられ「一緒に食べよう」とユータンに言うウェンカイ。しかしユータンは「付き合ってあげたいんだけど、約束した人が外で待ってるの」と言う。
すぐにユータンが家を出て行き、ウェンカイは追いかける。
外でユータンを待っていたのはズーユーだった。「何だよ、またあいつか」とつぶやくウェンカイ。ウェンカイはユータンを呼び止める。
ユータンの元まで歩いていったウェンカイは「CEO、どうも」と言うズーユーと「こんなに早く、またお会いできるとは」と言いながら握手をする。
ウェンカイはユータンを待たせ、ユータンが忘れていた上着を取って戻ってくる。受け取ろうとしたユータンに「着せてやる」と言うウェンカイ。ウェンカイはズーユーに見せつけるようにユータンに上着を着せる。そして「せっかくのお誘いだ。しっかり食べてこいよ」と送り出すウェンカイ。
ズーユーの車に乗ってユータンが行ってしまい、ウェンカイは悔しがる。
ユータンは食事をしながら、ウェンカイと自分は“猫とネズミ”みたいな関係だとズーユーに話す。「なるほど、だが今はその関係に悩むより、午後の戦いに備えたほうがいい」と話すズーユー。意味の分からないユータンに、ズーユーは「ルオ会長へのプレゼンをセッティングした。チャン主任秘書は通さずにね」と言う。突然の話でユータンは驚くが、感謝する。
“落ちぶれた女秘書の悲惨な末路”として、ユータンがチャン主任秘書の靴を拭いた時の動画が社内中に配られてしまう。その動画をウェンカイも目にする。
3課の皆はユータンに知られないよう、エントランスで足止めしようとする。そこに「悲惨な末路をたどったヒロインじゃない?」と言いながらウェンディとエイミーが来る。「何の話?」と聞くユータンに、動画を見せるエイミー。全社員に送られていることを知ったユータンは、3課のみんなが見ないようにここに来てくれたと分かる。
「会社のイメージダウンだと全社員が感じてるわ。そんな女を守るなんて、さすが“掃きだめ”ね」とウェンディが言う。ジアインたちはユータンを連れて行こうとするが、ヨウルイは「君たち2人が全社員の代表なのか?」と言い返す。俺が販売王になれたのは客の要望に全力で応えてきたから、靴を拭いて何が悪い?違法でないことなら俺は喜んでやる、と。それを聞き「私も会社のためなら土下座だってする。ユアーズとの契約は会社の誰もが望んでいるわ。彼女は立派な営業よ、感謝すべきだわ」と言うジアイン。さらにモン・ハーも「利益がなければ会社は存続できない。その収益は営業が戦って手に入れるの。営業を見下す人間は秘書にふさわしくない」と話し、フイシンも「人をいじめて楽しむなんて軽蔑するわ」と言う。
自分をかばってくれる仲間に感動し「なぜ、そこまで私を嫌うのか分からない。でも気付いたことがあるの。昔の私は何もかも自分の力で手に入れたとうぬぼれていたのかもしれない。みんなの努力のおかげで自分の仕事があると考えたことはなかった」とウェンディたちに言うユータン。この動画を見て気付かされた、仕事は天からは降ってこない、自分の努力で手に入れるの、必死になれる人間だけが高く飛べるんだと証明してみせるわ、と。
やり取りを見ていたウェンカイは、みんなの元へ行くとウェンディに「謝れ」と言う。それができないウェンディに「謝罪することがそんなに難しいか?もし同じように靴を磨けと言われたら君にできるか?もし、できたとしたら敬服するよ」と言うウェンカイ。
もう一度「謝れ」とウェンカイに強く言われ、ウェンディとエイミーは「ごめんなさい」とユータンに謝る。「その言葉が本心だと願うわ。秘書は人々を笑顔にし、場を和ませる存在であるべき。このままじゃ解雇されるわよ」とウェンカイと一緒にいたアイシャがウェンディたちに言う。
ウェンディたちが仕事に戻り、ユータンはウェンカイにお礼を言う。ウェンカイは「靴を拭く行為は確かに会社のイメージダウンではない。だが愚かな選択だ。がむしゃらに頑張る自分に満足してるだけだ。今回の件は君にも半分責任がある」と言う。そして3課には「先ほどの気迫を仕事の原動力に変えてくれ。行動で証明してみせろ」と告げるウェンカイ。
3課のみんなはプレゼンに行くユータンとジアインを見送る。その後、3課の悪運を払うため、いつもは気にしない通路の蛍光灯を替え、掃除を始める。
ユータンの邪魔をするため、チャン主任秘書はジアン主任やポン主任を取り込む。チャン主任秘書に恩のある2人は、困らせることに同意する。
ユアーズでのプレゼンが始まる。さっそくジアン主任やポン主任が邪魔を仕掛けてくるが、それにも負けず美美の良さをアピールするユータン。ルオ会長は前向きになるが「営業の話は誇大なことも。1度、社内で試してみては?」とポン主任が言い出す。美美をジアン主任やポン主任、チャン主任秘書が使ったことがないと分かり、ジアン主任も「実際に使ったことがなければ説得力に欠けます。我々マーケティング部も宣伝には応じられません」と言う。
ルオ会長は社内で使用後に契約の提案書をもらうことにする。しかし商品の試用期間は1カ月が必要だった。2週間後が下半期の予算決定の期限だったため、1カ月後となれば正式な契約は来年になってしまう。
ユアーズの予算締め切りの期限と、ウェンカイから言われた期限は同じだった。「CEOは知ってたのかしら?」とジアインが言うと「知ってたとしても助けてはくれなかった」と返すユータン。
事前の調査と準備が足りなかったとユータンが自分を責めている時、ヨウルイから電話が。
電話に出たユータンは失敗したことを3課に伝える。みんなはユータンを責めず、モン・ハーから「落ち込んでるヒマはない。美美を購入したいという女性から電話があったわ」と聞く。
ジアインと別れ、女性が待つカフェへ向かうユータン。そこには以前、街頭でアンケートと試供品の美美を渡した女性が待っていた。
「こんにちは、チョン・ユータンです。お待たせしました」とユータンが女性に声をかけると、女性は「何か?」と言う。「先日、街頭で試供品を渡した者です」とユータンが答え、女性はうなずき「覚えてたのね」と笑う。
女性は息子のアトピーにずっと悩んでいたが美美を使ったら改善したと話す。ユータンは石けんを使う以外に、旬の果物や野菜も食べようにしてくださいと話し、女性は「在庫は余ってる?」と聞く。言いにくそうに「在庫がたまっていることはお気遣いなく」と返すユータン。
ユータンは商品を気に入り1個買ってもらうだけで十分だと思っていたが、女性は「自己紹介がまだだったわね」と言って名刺をユータンに渡す。その名刺には“ユアーズ取締役 ホワ・ルーピン”と書かれていた。
ユアーズの役員だと知り、驚くユータン。ホワ・ルーピンは「ユアーズ会長の妻よ。美美は本当にいい商品だわ。今日は契約のために呼んだの」と言う。美美を店舗に置いてくれると分かり「でも、先ほど…」とユータンは言いかける。そんなユータンに「私の承認があれば、社内は問題ないわ」と言うホワ・ルーピン。喜んでユータンがお礼を言うと、ホワ・ルーピンは「お礼を言うなら、あなたを信じてくれている人に」と話す。
ホワ・ルーピンはルオ会長がウェンカイに「1つだけ教えよう。2週間以内に大至急だ」と話していた時のことを思い返す。
ウェンカイから呼ばれたホワ・ルーピンは、テーブルの上にユータンの名刺を見つけ、先日、街頭で石けんの試供品をもらったと言う。ウェンカイから使ったか聞かれ「20年以上も前の商品でしょ。今どき使う人がいるの?」と返したホワ・ルーピン。「美美は弊社創業時からの商品で、まさに天璽の原点です。ぜひ今夜、お試しください」とウェンカイは言う。「それほど自信が?」とホワ・ルーピンが聞くと、名刺を指差し「彼女に対してね」と答えたウェンカイ。
ホワ・ルーピンの言う“信じてくれている人”が誰だか分からないユータンは「誰か特定の人物のことをおっしゃってますか?」と聞く。それには答えず「頑張って。後日、連絡するわね。来週には契約できる。在庫を確認しておいて」とホワ・ルーピンは言う。そしてホワ・ルーピンは「今後は名前で呼んで」と言うと帰って行く。
ーつづくー
誕生日ケーキのロウソク。
結局、ロウソクをアイシャが1人で吹き消して可哀想だったかも…。
あとウェンカイの「もう誕生日に寂しい思いはさせないよ。君の誕生日は忘れない。毎年、僕と一緒にロウソクを消そう」は罪な言い方!!!( ̄▼ ̄|||)
同じ会社の人間が陥れるようなことしちゃダメだよね…。
ウェンディとエミーが謝ってくれてスッキリ!!
だけど2人ともちゃんと改心したのかな?
不安(;´д`)ノ
あんなにダラダラしていた3課がユータンをかばってくれた!!
そして、やる気にもなってくれた!!
これから3課のみんながどうなっていくのか楽しみ(*´ー`*人)
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします


にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
喜んだと思ったら・・・(´・ω・`)ショボン・・の繰り返しのようで。ウェンカイは何気なく言葉を発してるけど、アイシャには酷だと思う‼
営業3課の皆が全力でユータンをかばってくれたところは良かったです。
普段はバラバラなように見えてもちゃんと結束することができてましたね。これからが本当楽しみですね~♪