毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はトム・ハンクス主演の「ハドソン川の奇跡」が、初登場1位。
今週も興収は低調で、トータルでやっと1億ドル。今年の37週の35番目の低さ。
**
1. Sully
2. When the Bough Breaks
3. Don't Breathe
4. Suicide Squad
5. The Wild Life
6. Kubo and the Two Strings
7. Pete's Dragon
8. Bad Moms
9. Hell or High Water
10. Sausage Party
***
12. War Dogs
13. The Light Between Oceans
**
15. Mechanic: Resurrection
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Sully(★★)
初登場1位。
3500万ドル。
2009年、ニューヨークでトラブルからハドソン川に緊急着水し、
乗員乗客を救ったとされる飛行機事故とその後の展開。
一瞬、デンゼル・ワシントンの「フライト」が頭によぎったが・・・。
サリーは主人公(サレンバーガー)の愛称。
「ハドソン川の奇跡」2016/9/24(WB)
*
2.When the Bough Breaks (×)
初登場2位。
1420万ドル。
子どもができない夫婦。
代理母を頼んだまでは良いが、その代理母が旦那を誘惑して・・・
branchは枝全般で、boughは大きい枝=大枝、
小枝はtwigのことらしいが、
「大枝」という日本語はなじみが薄いので、
枝にして「枝が折れるとき」じゃちょっと弱い。
「太い枝が折れるとき」だとくどいし、「幹が折れるとき」は
本当は違うけど、まあこの辺か。
日本公開未定。
*
3.Don't Breathe (★)
1位から3位にダウン。
ほぼ半減の820万ドル。累計6680万ドル。
10M$の低予算だが、ホラーにしては金掛けてるともいえる。
ロッキーはボーイフレンドとその友達と3人で盲目の金持ちの家に泥棒に入る。
しかし、あっさりばれて友達は持っていた銃を奪われて撃ち殺される。
逃げるロッキーとボーイフレンド。
途中で別の死体も発見し、盲目の男が連続殺人犯だとわかるが、
暗闇は盲目の男の方が一枚上手。
得体のしれないものに殺されかけるホラーと違い、敵がはっきりしているタイプ。
邦題未定、年内公開予定(Sony)
*
4.Suicide Squad (鑑賞済)
2位から4位にダウン。
4割減って570万ドル。累計は3億740万ドル。
全世界では7億ドル突破。
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ジャレッド・レト。
スクワッドは軍隊用語でいえば「分隊」、チーム、仲間などの意味もある。
「スーサイド・スクワッド」2016/9/10(WB)
*
5.The Wild Life(×)
初登場5位。
3300万ドル。
ベルギー/フランス合作のアニメ。
原題は「ロビンソン・クルーソー」で、全米でも当初はそのタイトルだったようだ。
日本ではビデオスルーで、既に8月にDVDが発売されている(BDは無いようだ)
日本未公開(ビデオスルー)
*
6.Kubo and the Two Strings (★★)
3位から6位にダウン。
興収は半減の330万ドル。累計4090万ドル。
ストップモーションアニメ。
製作は、「コラライン」「パラノーマン」「ボックストロールズ」などの
ライカ・エンターテインメント。
父の死の謎を追う少年「クボ」とカブトムシの精霊と猿。
シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズなど
錚々たるメンバーが声を担当。
日本公開未定。
*
7.Pete's Dragon (★)
4位から7位にダウン。
半分の310万ドル。累計7010万ドル。
1977年版「ピートとドラゴン」のリメイク版。
オリジナルのドラゴンはアニメだが、こちらはCG。
ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォード、カール・アーバン。
ピート役はオークス・フェグリー。
「ピートとドラゴン」2016/冬(Disney)
*
8.Bad Moms (×)
先週の火曜の数字では6位だったが、実際は7位で8位にダウン。
半分近くに減って250万ドル。
累計は1億ドル越えの1億720万ドル。
ミラ・クーニス、クリステン・ベル、ジェイダ・ピンケット・スミス。
PTAの古参と新参ママの争い。
日本公開未定。
*
9.Hell or High Water (★)
9位キープ。
半分近くに減って240万ドル。累計1960万ドル。
クリス・パイン、ベン・フォスター、ジェフ・ブリッジス。
テキサスで牧場の窮地を救おうと銀行強盗を成功させるが
保安官に追われる身となる。
日本公開未定。
*
10.Sausage Party (★★)
5位から10位にダウン。
半分以下の230万ドル。累計9320万ドル。
製作費は3DCGアニメにしては安い19M$。
スーパーの棚に並んでいる食品たちは、みんな買われて
家に行くことを望んでいる。
でも、台所でその真実を知ることになる。
食べられる運命にあると知った食品たちが脱走するというアニメ。
日本公開未定。
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
12.War Dogs (★★)
6位から12位にダウン。
6割減って200万ドル。累計3980万ドル。
ジョナ・ヒル、マイルズ・テラー。
実話に基づく。アフガンに大量に武器を輸出することで一攫千金を狙う若者。
マイルズ・テラーは大失敗したリブート版「F4」のミスター・ファンタスティック。
「セッション」(Whiplash)は高評価だが、マイルズ・テラーはやや影が薄い。
「ワー・ドッグ」(邦題/公開時期未定)(WB)
**
13.The Light Between Oceans (×)
8位から13位にダウン。
6割減って180万ドル。累計940万ドル。
アリシア・ビカンダー、マイケル・ファスベンダー、レイチェル・ワイズ。
幼子を亡くした灯台守夫婦。そこに一隻の小舟で赤ん坊がたどり着く。
自分の子として育てるが・・・
アリシア・ビカンダーがララ・クラフトを演じる
「トゥーム・レイダー」が2018/3公開予定。
邦題未定、2017/春公開予定(ファントム・フィルム)
**
15.Mechanic: Resurrection (★★)
10位から15位にダウン。
6割減って170万ドル。累計1860万ドル。
ジエイソン・ステイサム、ジェシカ・アルバ。
「メカニック」の続編。
前作は、チャールズ・ブロンソンで映画化されたこともある名作で、
事故に見せかけた殺人で生計を立てているアーサー・ビショップは、
恩人を殺す依頼を実行し、その息子を2代目として育てるが、
最後に対決となる話。
今度は先輩からの依頼で3人を始末するが、自分も始末される計画だったと知る、てな話。
しかし、邦題は何とかならんか。
resurrectionは復活だが、単なる復活というより、
キリストの復活などの際に使われる語のようだ。
「メカニック:ワールド・ミッション」2016/9/24(Showgate)
今週はトム・ハンクス主演の「ハドソン川の奇跡」が、初登場1位。
今週も興収は低調で、トータルでやっと1億ドル。今年の37週の35番目の低さ。
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1. Sully
2. When the Bough Breaks
3. Don't Breathe
4. Suicide Squad
5. The Wild Life
6. Kubo and the Two Strings
7. Pete's Dragon
8. Bad Moms
9. Hell or High Water
10. Sausage Party
***
12. War Dogs
13. The Light Between Oceans
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15. Mechanic: Resurrection
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私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Sully(★★)
初登場1位。
3500万ドル。
2009年、ニューヨークでトラブルからハドソン川に緊急着水し、
乗員乗客を救ったとされる飛行機事故とその後の展開。
一瞬、デンゼル・ワシントンの「フライト」が頭によぎったが・・・。
サリーは主人公(サレンバーガー)の愛称。
「ハドソン川の奇跡」2016/9/24(WB)
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2.When the Bough Breaks (×)
初登場2位。
1420万ドル。
子どもができない夫婦。
代理母を頼んだまでは良いが、その代理母が旦那を誘惑して・・・
branchは枝全般で、boughは大きい枝=大枝、
小枝はtwigのことらしいが、
「大枝」という日本語はなじみが薄いので、
枝にして「枝が折れるとき」じゃちょっと弱い。
「太い枝が折れるとき」だとくどいし、「幹が折れるとき」は
本当は違うけど、まあこの辺か。
日本公開未定。
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3.Don't Breathe (★)
1位から3位にダウン。
ほぼ半減の820万ドル。累計6680万ドル。
10M$の低予算だが、ホラーにしては金掛けてるともいえる。
ロッキーはボーイフレンドとその友達と3人で盲目の金持ちの家に泥棒に入る。
しかし、あっさりばれて友達は持っていた銃を奪われて撃ち殺される。
逃げるロッキーとボーイフレンド。
途中で別の死体も発見し、盲目の男が連続殺人犯だとわかるが、
暗闇は盲目の男の方が一枚上手。
得体のしれないものに殺されかけるホラーと違い、敵がはっきりしているタイプ。
邦題未定、年内公開予定(Sony)
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4.Suicide Squad (鑑賞済)
2位から4位にダウン。
4割減って570万ドル。累計は3億740万ドル。
全世界では7億ドル突破。
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ジャレッド・レト。
スクワッドは軍隊用語でいえば「分隊」、チーム、仲間などの意味もある。
「スーサイド・スクワッド」2016/9/10(WB)
*
5.The Wild Life(×)
初登場5位。
3300万ドル。
ベルギー/フランス合作のアニメ。
原題は「ロビンソン・クルーソー」で、全米でも当初はそのタイトルだったようだ。
日本ではビデオスルーで、既に8月にDVDが発売されている(BDは無いようだ)
日本未公開(ビデオスルー)
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6.Kubo and the Two Strings (★★)
3位から6位にダウン。
興収は半減の330万ドル。累計4090万ドル。
ストップモーションアニメ。
製作は、「コラライン」「パラノーマン」「ボックストロールズ」などの
ライカ・エンターテインメント。
父の死の謎を追う少年「クボ」とカブトムシの精霊と猿。
シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズなど
錚々たるメンバーが声を担当。
日本公開未定。
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7.Pete's Dragon (★)
4位から7位にダウン。
半分の310万ドル。累計7010万ドル。
1977年版「ピートとドラゴン」のリメイク版。
オリジナルのドラゴンはアニメだが、こちらはCG。
ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォード、カール・アーバン。
ピート役はオークス・フェグリー。
「ピートとドラゴン」2016/冬(Disney)
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8.Bad Moms (×)
先週の火曜の数字では6位だったが、実際は7位で8位にダウン。
半分近くに減って250万ドル。
累計は1億ドル越えの1億720万ドル。
ミラ・クーニス、クリステン・ベル、ジェイダ・ピンケット・スミス。
PTAの古参と新参ママの争い。
日本公開未定。
*
9.Hell or High Water (★)
9位キープ。
半分近くに減って240万ドル。累計1960万ドル。
クリス・パイン、ベン・フォスター、ジェフ・ブリッジス。
テキサスで牧場の窮地を救おうと銀行強盗を成功させるが
保安官に追われる身となる。
日本公開未定。
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10.Sausage Party (★★)
5位から10位にダウン。
半分以下の230万ドル。累計9320万ドル。
製作費は3DCGアニメにしては安い19M$。
スーパーの棚に並んでいる食品たちは、みんな買われて
家に行くことを望んでいる。
でも、台所でその真実を知ることになる。
食べられる運命にあると知った食品たちが脱走するというアニメ。
日本公開未定。
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
12.War Dogs (★★)
6位から12位にダウン。
6割減って200万ドル。累計3980万ドル。
ジョナ・ヒル、マイルズ・テラー。
実話に基づく。アフガンに大量に武器を輸出することで一攫千金を狙う若者。
マイルズ・テラーは大失敗したリブート版「F4」のミスター・ファンタスティック。
「セッション」(Whiplash)は高評価だが、マイルズ・テラーはやや影が薄い。
「ワー・ドッグ」(邦題/公開時期未定)(WB)
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13.The Light Between Oceans (×)
8位から13位にダウン。
6割減って180万ドル。累計940万ドル。
アリシア・ビカンダー、マイケル・ファスベンダー、レイチェル・ワイズ。
幼子を亡くした灯台守夫婦。そこに一隻の小舟で赤ん坊がたどり着く。
自分の子として育てるが・・・
アリシア・ビカンダーがララ・クラフトを演じる
「トゥーム・レイダー」が2018/3公開予定。
邦題未定、2017/春公開予定(ファントム・フィルム)
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15.Mechanic: Resurrection (★★)
10位から15位にダウン。
6割減って170万ドル。累計1860万ドル。
ジエイソン・ステイサム、ジェシカ・アルバ。
「メカニック」の続編。
前作は、チャールズ・ブロンソンで映画化されたこともある名作で、
事故に見せかけた殺人で生計を立てているアーサー・ビショップは、
恩人を殺す依頼を実行し、その息子を2代目として育てるが、
最後に対決となる話。
今度は先輩からの依頼で3人を始末するが、自分も始末される計画だったと知る、てな話。
しかし、邦題は何とかならんか。
resurrectionは復活だが、単なる復活というより、
キリストの復活などの際に使われる語のようだ。
「メカニック:ワールド・ミッション」2016/9/24(Showgate)
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