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映画感想「リボルバー・リリー」@ユナイテッドシネマ豊洲(2023/8/12)

2023-08-19 06:14:02 | 映画感想
2023/8/12 ユナイテッドシネマ豊洲 11番スクリーン。

実は、公開初日(8/11)に見に行くつもりだったが、三連休初日の祝日とあって
お目当ての席が軒並み埋まっていたため、土曜日にしてみた。
この日もベスト席は埋まっていたが、ベター席を選択し鑑賞。

初回上映が8:30からで、7:55頃に駐車場に到着。
10時前は3F映画館前につながるEVしか動いておらず、しかも初回上映時刻に合わせて作動開始。
この日は8時台に始まる映画が何本かあったので、8時には動き出すだろうと待つ。
見ると、1組の親子連れ(4人)がEVが動かないのを見て別のところに移動しようとしていたので、
8時に動き出すと教え、移動を思いとどまらせた。
思惑通り8時に作動し、無事に映画館前に到着した。

***

綾瀬はるか、シシド・カフカ、豊川悦司、清水尋也、板尾創路、阿部サダヲ、野村萬斎



1924年。
伝説の殺し屋だった小曽根百合(綾瀬はるか)は殺し屋家業を引退し、10年が経過していた。

使用人ともども一家を惨殺されたフィクサーの一人息子がユリを訪ねてくる。
ユリは行きがかり上、その少年を助けるが狙っているのは、陸軍だった。
フィクサーの膨大な隠し財産が上海の銀行に預けられており、それを引き出すのに、少年の指紋と
少年しか知らないはずの暗証番号が必要だったからだ。

もう人は殺さないと決めている百合に陸軍が襲い掛かる。
傷つきながらも敵を撃退し、少年を守ろうとする百合。
弁護士(長谷川博己)の策略で海軍を巻き込み、安全を確保するべく動く百合。
しかし、危機の連続で、徐々に追い詰められ、ついには絶体絶命の危機に陥る。

果たして百合の運命は少年の行く末は。

**

最初の感想は、「行定監督、こういう映画も撮るんだ。」だった。
監督のことは大して知らないのに、通ぶって申し訳ないが、そう思ったのだからしょうがない。

映画はまずまずかな。
100年前の世相がどういうものだったかもうよくわからないが、現代の感覚で見てもさほど違和感はない。

ただ、この時期の陸軍と海軍の中が悪いのは映画では定番の設定だが、確執が実際にどうだったのかはよくわからない。
(内実はともかく、少なくとも表面上は繕っていたのではないか)
海軍省の前に陸軍がバリケードを作るなどあり得るのかな、と言う気はした。

綾瀬はるかがボロボロになりながらも戦うのは良いとしても傷が深すぎる。
その傷でその動きは無理だろうという程度ならともかく、いくら設定とはいえ、一切の防備をつけずに戦い、
ほぼ致命傷の重傷では動き回るどころか、意識を保つことすら不可能だろう。

シシド・カフカはかっこいい。
いろんな山本五十六を見たけど、阿部サダヲの山本五十六は貫禄がなかった。

おまけ

初期のころのチラシ

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