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大相撲初場所、九日目

2021-01-18 21:00:53 | スポーツ
9日目。


平幕の下位で初日から思わぬ(本音は思っていたとしても)連勝したりするとろくなことが無い。
今場所の明瀬山はその一人になるかもしれない。

35歳だっけ。
見た感じでは玉鷲より1歳若いとは到底思えない風体や動きだが、あれよあれよという間に6連勝。
やはり長年の経験がものを言ってこの辺りでは一目も二目も、と言ったところか。
ところが、幕尻で6連勝したもんだから、上位との対戦が組まれる。
7日目は逸ノ城に押しが全く通用せず、体をかわされてバタッと落ちた。
8日目は勢いのある明生。立ち合いからのスピードに全く抗えず、あっという間に押し出された。
そして今日は碧山。右腕を掴まれて振り回され足が滑ったところを押され尻餅をついた。
これで6勝3敗。
明日は今場所余り調子のよくない十両6枚目の東龍なので勝てるかも。
何しろ十両時代の7月場所と11月場所では勝っている。
優勝争いからは一歩後退だが、残り6日間2勝すれば勝ち越し。
前回の入幕の際は一場所ではじき返されたそうだから、今回は残れる可能性が大。

このほかに勝って3敗を守ったのは、豊山、志摩ノ海、琴ノ若、逸ノ城、阿武咲、照ノ富士、朝乃山。
負けて3敗に後退したのは、霧馬山、明生、と明瀬山を入れて計10人。

さて、全勝の大栄翔。
昨日は押し込まれながらも、とったりで輝を土俵から転がり落としたが、今日は宝富士にうまく取られた。
宝富士は半身気味になって大栄翔の押しの威力を半減させつつ、うまく回り込んで逃げ、肩透かしで
大栄翔がバランスを失ったところをとどめのはたき込み。
初黒星の大栄翔は花道奥のディスプレイに目もくれず支度部屋へ戻った。
明日は北勝富士。真正面から攻めてくる相手だけに得意のツッパリが効きそうではある。

大関、最初は正代。
玉鷲に激しく突っ込まれたが、下がりながらもうまく体を入れ替えて押し出して、2敗を堅持。
明日は遠藤。

続いて貴景勝。
立ち合いは良かったが、二の矢三の矢の威力がなく、遠藤に逆に押し込まれる。
ここは堪えて逆襲し、遠藤を追い込むかに見えたが、さっといなされて前にばったり。
これで2勝7敗。明日は隠岐の海。
まだ、朝乃山、正代、照ノ富士、高安との対戦を残しているだけに負け越し必至。

最後は朝乃山。
高安との差し手争いも左上手を離さず、逃げる高安に体を密着させて追い、向こう正面に寄り切り。
明日は玉鷲。

大栄翔が負けてますます混沌としてきたが、明日はどうなるでしょうか。


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