2013/12/19、109シネマズ木場。
昨日見たかったが、いい席が全部埋まっていたので、いい席がうまく空いている回を予約。
*
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロック
*
地上600km、スペース・シャトル。
船外活動中のミッション・スペシャリストのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)、
ベテラン飛行士でミッション・コマンダーのマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、
新型のジェットパックでその周りを飛び回っている。
そこにヒューストンから緊急の連絡が入る。
ロシアがミサイルで破壊した自国の衛星の破片が他の衛星に衝突、
さらに多数の破片となってスペース・シャトルに近づいていると言う。
ヒューストンからは直ちに船外活動を止めてシャトルに戻るよう指令が出るが、
破片が他の宇宙飛行士にヒットし、スペース・シャトルにも衝突。
さらにはストーン博士の付いているアームを破壊し、博士はアームとともに飛ばされる。
激しく回転しながらなんとかアームからは離脱したものの、ヒューストンとの交信は途絶え、
ストーン博士は宇宙空間に取り残される。
暫くのち、コワルスキーに助けられたストーンだが、二人をつなぐものはロープ1本。
シャトルは破壊され、二人以外の乗組員は全員死亡。
コワルスキーは、ISS(国際宇宙ステーション)への退避を開始する。
ストーンの酸素は残り少なく、ジェットパックの燃料も底を尽きかけている。
さらに、二人に残された時間は、破片が軌道を一周してくるまでの間の90分。
この後も次々と襲う危機。
果たして二人はこの難局を乗り切って、無事に地球に帰還できるだろうか。
*
二人芝居。
単なるパニック映画ではなく、人間性や感情の起伏を盛り込み、
緊迫と緊張の中で観客を惹きつけつづける演技力に注目。
かなりのリアリティ。
本当に無重力状態で撮影したかのよう。
特に反動と言うか作用/反作用の描写は細かく、おそらく殆どは物理的にも完璧に正しい。
無重力でも質量が無くなるわけではないので、動かすには力がいるし、
弾き飛ばされたり、急に加速度が加えられたり、回転や進行が止まらなかったりと、
地上とは違う動きもリアル。涙や火もリアルだった。
恐らくは宇宙船の造形や機材、操作パネルなども練りに練って作ってあると思われる。
かなり実物に近いのではないか。
宇宙空間でモクモクと煙をたなびかせたり、母艦からの離脱に一旦下降するような動きを見せる、
どこかのSFとは違って、無重力、真空とはこういうことなんだよね、と実感。
細かい点でも、例えば視点が宇宙服を着たサンドラ・ブロックの顔に近づいて、
そのままヘルメットの中に入り、ヘルメットの内側に表示される各種情報を映し出しながら、
またヘルメットの外に出るなど、全くスムーズで違和感がない。
また宇宙飛行士はアメリカの宇宙船だけでなく、ロシアの宇宙船の訓練も行うようだし、
少なくとも英語とロシア語は喋れるらしい。
中国の宇宙船も「操作はソユーズと同じ」はどこまで実態に近いか分からないが、説得力はあった。
*
いくつか実際と違う点もあって、
重力による歪みが起こらないだけで、太陽電池パネルなどはかなり薄っぺらいらしい。
手で引っかいたら簡単に破れるんじゃないか。
宇宙飛行士はアンダーウェアは必須だし、長時間宇宙服を着る場合「おむつ」をするらしいので、
ストーンがしていてもおかしくはないが、しているようには見えなかった。
大気圏再突入の突入角度は実際にはかなり微妙らしく、下手な角度で入ると弾き飛ばされるらしい。
また心配だったのは結末のその後。いろいろな危険要素が気になった。
昨日見たかったが、いい席が全部埋まっていたので、いい席がうまく空いている回を予約。
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ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロック
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地上600km、スペース・シャトル。
船外活動中のミッション・スペシャリストのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)、
ベテラン飛行士でミッション・コマンダーのマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、
新型のジェットパックでその周りを飛び回っている。
そこにヒューストンから緊急の連絡が入る。
ロシアがミサイルで破壊した自国の衛星の破片が他の衛星に衝突、
さらに多数の破片となってスペース・シャトルに近づいていると言う。
ヒューストンからは直ちに船外活動を止めてシャトルに戻るよう指令が出るが、
破片が他の宇宙飛行士にヒットし、スペース・シャトルにも衝突。
さらにはストーン博士の付いているアームを破壊し、博士はアームとともに飛ばされる。
激しく回転しながらなんとかアームからは離脱したものの、ヒューストンとの交信は途絶え、
ストーン博士は宇宙空間に取り残される。
暫くのち、コワルスキーに助けられたストーンだが、二人をつなぐものはロープ1本。
シャトルは破壊され、二人以外の乗組員は全員死亡。
コワルスキーは、ISS(国際宇宙ステーション)への退避を開始する。
ストーンの酸素は残り少なく、ジェットパックの燃料も底を尽きかけている。
さらに、二人に残された時間は、破片が軌道を一周してくるまでの間の90分。
この後も次々と襲う危機。
果たして二人はこの難局を乗り切って、無事に地球に帰還できるだろうか。
*
二人芝居。
単なるパニック映画ではなく、人間性や感情の起伏を盛り込み、
緊迫と緊張の中で観客を惹きつけつづける演技力に注目。
かなりのリアリティ。
本当に無重力状態で撮影したかのよう。
特に反動と言うか作用/反作用の描写は細かく、おそらく殆どは物理的にも完璧に正しい。
無重力でも質量が無くなるわけではないので、動かすには力がいるし、
弾き飛ばされたり、急に加速度が加えられたり、回転や進行が止まらなかったりと、
地上とは違う動きもリアル。涙や火もリアルだった。
恐らくは宇宙船の造形や機材、操作パネルなども練りに練って作ってあると思われる。
かなり実物に近いのではないか。
宇宙空間でモクモクと煙をたなびかせたり、母艦からの離脱に一旦下降するような動きを見せる、
どこかのSFとは違って、無重力、真空とはこういうことなんだよね、と実感。
細かい点でも、例えば視点が宇宙服を着たサンドラ・ブロックの顔に近づいて、
そのままヘルメットの中に入り、ヘルメットの内側に表示される各種情報を映し出しながら、
またヘルメットの外に出るなど、全くスムーズで違和感がない。
また宇宙飛行士はアメリカの宇宙船だけでなく、ロシアの宇宙船の訓練も行うようだし、
少なくとも英語とロシア語は喋れるらしい。
中国の宇宙船も「操作はソユーズと同じ」はどこまで実態に近いか分からないが、説得力はあった。
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いくつか実際と違う点もあって、
重力による歪みが起こらないだけで、太陽電池パネルなどはかなり薄っぺらいらしい。
手で引っかいたら簡単に破れるんじゃないか。
宇宙飛行士はアンダーウェアは必須だし、長時間宇宙服を着る場合「おむつ」をするらしいので、
ストーンがしていてもおかしくはないが、しているようには見えなかった。
大気圏再突入の突入角度は実際にはかなり微妙らしく、下手な角度で入ると弾き飛ばされるらしい。
また心配だったのは結末のその後。いろいろな危険要素が気になった。
二人芝居でもこんなに観る側を惹き付けるものは
なかったでしょうね。
しかもセリフではなく、宇宙の荘厳さと怖さを
凄い映像で観せてくれるなんて。
IMAX3D、最高だったでしょうね^^
この映画に限ってはその比率は当てはまらなかった気がします。
「ライフ・オブ・パイ」とはまた違った映像美で、これぞ映画って気がします。
もっとIMAX館が増えればいいのに。
おっしゃるように、「本当に無重力状態で撮影したかのよう」に見え、「かなりのリアリティ」がありました。
つまらないことですが、ヒューストンやお互いの無線交信の中で、「copy」とか「in the blind」などという視線に関わる用語を盛んに使ってコミュニケーションを取ろうとしているのは面白いことだなと思いました。
日本でも使います。
「コピーしました」「オールコピーです」など。
Do you copy? と言ってましたが、字幕は「受信出来ますか」でしたっけ。
Do you read me? (=聞こえますか)よりも「正確に」受信するニュアンスです。
「ちゃんと聞き取れてますか」的な感じ。
in the blind はやはり無線用語らしいですが、英語圏でもわからない人がいるようで、ネット上に質問が出てたりしますね。
私的には、Clear skies with a chance of satellite debris.(晴れ時々衛星ゴミ)の言い回しがおもしろかったです。
気象用語の言い回しですが、Cloudy with a chance of meatballs 「くもりときどきミートボール」を思い出しました。
「無重力」を感じる映像になっていて素晴らしかったですね!
また360度広がる宇宙映像が圧巻でした
彼女が降り立った大地はどこの国のどの場所だったのでしょうね
周囲は森?ジャングル?のようにもみえましたし、確かに危険かも。
エド・ハリスさんが声だけですが素敵でした
逆にあんなもんじゃないとか、嘘ばっかりだとか酷評したとも聞きます。
でも、事実に基づかないからと否定してしまったら
エンタメとしての映画そのものが成り立ちません。
それまでの無重力とラストの重力との対比は見事でしたが、
サンドラ・ブロックは全くの無防備で、周りに誰一人おらず、
私にはこれで助かったと思えなかったもので、
もう少し安心感を与える演出が欲しかった。
救助ヘリがちらっと見えるとか、ヘリからの映像とか、
救助された後の様子を少し出すとか。