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今年の新語・流行語大賞決まる

2018-12-03 23:08:19 | 観察
メディアで取り上げられるときは大抵が「流行語大賞」。

だからこそ「そんなに流行ってねえよ」「聞いたこともない」などと突っ込みが入る。

正確にはユーキャン新語・流行語大賞とスポンサー名を冠し、かつ、
「新語」と「流行語」が並列になっているので、さほど流行ってなくても良いのかも知れない。

今年流行った語を選ぶ関係上、締め切り(最初の審査会、10月ころ)以降に流行っても
選ばれないのは致し方ない。
また、あまりにもマイナスイメージを持つものや、差別助長ととられかねないものは
事前に候補から外されるようだ。

ともあれ、選考委員がわずか7人で、顔ぶれがやや偏った人選だとの批判もあるし、過去には
誰一人「アナ雪」を見ていなかったので「ありのままで」が大賞から落選したなどの逸話も。

その意味でも今年の「そだねー」は確かに流行ったし、批判の出にくい、万人受けする語。
まあよかったなというか、みんな納得。そだねー、と言うところでしょう。

ところで、以前、と言うかずっと大昔は「新語」と「流行語」が別に選ばれていた気がする。
Wikiによれば、新語、流行語だけでなく大衆語なども選出されていた時期があったらしい。
(詳しくはWikiを見てください)

そもそもは「現代用語の基礎知識」が次年度版に新しく掲載する用語を発表し、それに賞をつける
言わば次年度版の「現代用語の基礎知識」の宣伝みたいなもの・・・だった気がするが、
長年続けることでいつの間にか権威付けされるようになったと理解している。

類似の長く続けることで権威付けされるようになったものとしては「今年の漢字」がある。
選んでいるのは漢検、日本漢字能力検定協会だが、こちらは選考委員による合議ではなく、
全国からの公募で得票1位の字が選ばれるので、より世相を反映していると言えるが、
メディアでは「あなたにとっての今年の漢字は」などと聞くことが多く、権威付けがやや薄いと
感じるのは私だけだろうか。



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