新木優子さん。『ゼクシー』『ガスト』CMや、『いつかティファニーで朝食を』の頃から、笑顔がすてきな女優さんという印象を持っていた。 |
本作は公開を待っていた作品だ。7日、3連休初日、県内のシネコンに出向いた。
作品を紹介しているサイトから、一部引用させてもらうことにする。
無口な草食男子の高校生・葉山亮太は、同じクラスの女子生徒で、明るくて思ったことを何でも言う上村小春と一緒に、体育祭の競技「米袋ジャンプ」に出場。これをきっかけに、2人は付き合うことになる。
小春は、鶏肉嫌いだがフライドチキンが大好きで、2人はたびたびファーストフードで食事をして恋を育んでいく。やがて別々の大学に進学し、ファミレスで他愛もない会話を楽しんでいたある日、小春が突然別れを切り出す。
なかなか...よくわからない。
メインキャスト:
葉山亮太(中島裕翔)
Hey! Say! JUMPの人であることは知っている。去年TVドラマで話題になった。
・・・このくらいしか知らない。
予告編を見ると、とにかくスラッとしていてカッコいい。役柄の「ネガティブ」草食系男子(男性)のイメージが、きっちり出ている。
上村小春(新木優子)
本作が今年の一本目の理由である。
新木優子さんが演じるのは、いい意味で周りを巻き込む「ポジティブ(なエネルギーのある)」女子(女性)である。
2人をみて、ここまできっちりとではないが、間違いなく自分の担当学年・クラスにいる雰囲気である。
鈴原えみり(美山加恋)
『僕と彼女と彼女の生きる道』(草彅剛主演,’04年)で、主人公の銀行員・小柳徹朗(草彅剛さん)の一人娘・凛(りん)を演じていたあの子である。現在20歳。気がつかないうちにずいぶん大っきくなっている。(当たり前か)
Filmographyなどをみると、凛ちゃん役以降、ほぼ途切れることなくTV、舞台、ミュージカルなどに起用されていたようだ。
高校時代に出会い、交際をはじめた2人。
大学生になったある日、突然、小春は別れを切り出す。
小春は、ある秘密を抱えている。
社会人になり、小春が隠す真実を知った亮太。
高校時代から7年。2人はどうなるのか。
ウェブサイト・予告編を見ると、ここまではわかる。。。
ストーリーを書くことはしない。でも、ちょっと気になることをひとつふたつ。
やや、時間がかかりすぎかな。
高校時代にスタートするものがたりで、2人が大学生から社会人になってからがメインになる。ウェブサイトにもあるように、7年間を描くものなので、ストリー展開が長いのはわかる。でも、やや「のびた」感じがした。その一方で、少々「はしょった感じ」の部分があった気がする。何かもったいないなあという感じだ。
新木さん、もっと目立っても...
中島さんが主役なのはわかる。彼はある過去を背負い、懸命に生きている。でも、もうちょっと小春にフォーカスがあたってもと思うシーンが二つ三つあった。
中島さん、ちょっと描き方がかわいそうな感じ。
小春の隠す真実を知った亮太は、必死にそれに立ち向かう。でも、もうちょっと「かっこよくても」と思うのだが。。。
全体的にゆっくりした時の流れのものがたり。年末に見た『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のような、しめつけられるような切なさ、追われるようなつらさ、儚さはないかもしれない。ハラハラドキドキともちょっと違う。7年間という時間の長さを感じながら、その間に2人が苦難を乗り越え、成長していくものがたりだ。
(文中一部敬称略)
Happy Ending ☆三つかなあ。。。
今月次は何を見ようかな。