1月18日読売他
東京電力福島第一原発事故後、廃炉作業の拠点となっていたサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)の最寄りに、JR常磐線の新駅が建設される見通しとなった。
新駅は広野駅と木戸駅間、楢葉町、広野町境に建設とのこと。
広野駅=木戸駅
この区間、ホントに町境 (岩沢海水浴場の文字の「海」の部分)に作るとなると、かなり木戸駅(楢葉町)寄りになる。現在その場所には接続道路がない。線路の両脇は森のようだ。
もう少しJヴィレッジへのアクセスのよい場所だと、町境よりも北寄りの場所が見つかった。
いいかなと思ったが、Google Earthで見ると、ここはトンネル区間。トンネルを出て、さらに北上しても、常磐線の上り線と下り線が併走していない、駅の作りにくい区間である。そもそも、北に進めば進むほど木戸駅(楢葉町)に近づきすぎる。楢葉町内の新駅になる。
町境を南に向かっても状況はあまり変わらない。広野駅と木戸駅の中間地点を目指せば、それは町境ではない。人家があるところを探せば、Jヴィレッジへのアクセスは悪くなる。いずれも「帯に短し」である。
臨時駅レベルならばともかく、常設駅となると、町境にという前提を目指すのは、なかなか難しそうだ。
2月11日、震災発生から6年11ヶ月。あと1ヶ月で7年。警察庁緊急災害警備本部による『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置』(12月8日更新、閲覧可)のデータ。
〇亡くなられた方
15,894人(H.29.9.8と同じ)
〇行方不明の方
2,546人(H.29.9.8と同じ)