仕事をしていると、毎日とまでは言えないものの「知らない単語」と出会うことがある。
僕はキャリアの中で進路指導担当が長い。過日、東海地区のある大学(受験実績、進学実績ゼロ)から、入試情報FAXが来た。
総合型選抜入試の定員〇のお知らせ
定員〇... 初めて目にした言葉である。〇には何が入るかわかる人は、どれくらいいるだろう。そう思った。
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大学入試で定員といえば入学(募集)「定員増」か、学部学科再編による「定員減」だ。この二つ以外、見たことがない。でも、この文書の表題に書かれていたのは「定員残」である。
ある学部学科のAO、共通テスト、指定校等々の選抜を実施したが、募集定員に到達していない。でも、まだ選抜期間の終了前。だから、「欠員」でも「未充足」でもない。まだ出願可であると伝えるために、この言い方をしたのだろう。外部に出す文書、当然大学内の事務手続きは済んでいるはず。送る側としては、普通の言い方なのだ。僕は変とは思わないが、strangeと感じた。だからブログの記事になる。
言葉は難しい。