チビクロわ、読書しましたにゃ。
「破滅の王」上田早夕里 双葉社
チビクロのお気に入り作家
上田早夕里さんの作品ですにゃ。
太平洋戦争中の上海を舞台にした
細菌兵器を巡る戦争、サイエンス系
特務機関、重要機密風味の
ミステリですにゃ。
以前柳公司原作の
「ジョーカー・ゲーム」の小説と
アニメを見たことがあって
イメージが広がりましたにゃ。
世界を平和にするため
戦争を無くすために、
僕は、罪を冒す、みたいな動機わ、
作中の言葉を用いるならば、
歪んだヒューマニストと
いうらしいですにゃ。
SF小説というギミックを使い、
普遍的な主題を提示してくるのが
おもしろいと思うですにゃ。
読んでいくにつれて、
登場人物の宮本、灰塚のキャラクターが
より詳細に立ち上がってきて、
浮かび上がるですにゃ。
悪印象しかなかった二人に
なにかが芽生えたみたいだったから、
読み終えるのが少し惜しくなった
ですにゃ。
シガリロって、どんな風味なの?
誰か教えてにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。