旧浅口郡鴨方町(かもがたちょう)は岡山県南西部に位置した町です。笠岡市、倉敷市、浅口郡金光町・里庄町・寄島町、小田郡矢掛町に隣接。町域は南北の丘陵にはさまれ、中央部は比較的平坦。寛文12年に池田光政の二男:政言が25,000石で鴨方藩を立藩し、明治4年の廃藩置県では鴨方県となるなど、地域の中心的存在として発展してきました。山陽本線・山陽自動車道が通じ、素麺を特産とし「手延素麺」のブランドとして全国展開。また酒造業も行われ、「備中杜氏(びっちゅうとうじ)」の出身地としても有名です。「町の木:黒松」「町の花:モモ」を制定。
旧キャッチフレーズは「星とあじわいの郷かもがた」
明治22年(1889)、町村制の施行により、浅口郡鴨方村、六条院村が発足。
1925年、鴨方村が町制を施行、浅口郡鴨方町となる。
1934年、六条院村が町制を施行、浅口郡六条院町となる。
1955年、鴨方町と六条院町が合併。新・鴨方町が発足。
1957年、小田郡矢掛町浅海地区の一部を編入。
2006年、浅口郡金光町、寄島町と合併、市制を施行し浅口市となりました。
マンホールには、周囲に「町の木:黒松」、内に「町の花:桃」・鴨型の筆文字と町章がデザインされています。
倉敷マンホールサミット:展示マンホール
昭和32年(1957)制定の町章は「「か」(鴨)「方」の図案化で総体を鴨の飛翔に擬し、併せて町の躍進を象徴する。」合併協議会資料より
撮影日:2010年5月5日&2013年7月26日
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