鳥取市吉成に鎮座される「百先(ももさき)神社」。御祭神は『猿田彦神・素戔鳴尊・保食神』
由緒「創始不詳、古来より「百先大明神」と称され、神事も盛大に行われていた。しかし織田軍の鳥取攻めにより、社殿その他、ことごとく兵火によって焼失。寛永10年、藩主:池田家より社領を寄進せられ、明治元年に「百先神社」と改称。摂内社「松下神社」「稲荷神社」を合併し、明治4年に村社となる。蝮除の神として知られ、古来よりこの一帯に蝮は生育せず、又当社の御守を所持する時は、蝮の災いから免れられるとの霊験が著しく、遠方の人々からも篤く崇敬されてきた。」
この地域に珍しい紅白の随神門、その真っ直ぐに参道が続きます。
参道左右に並ぶ奉納石灯籠
〆勧請が掛けられた入母屋造りの拝殿
拝殿前左右より神域を守護されるのは、出雲構えの狛犬さん一対。阿形さんには「明治四拾年(1907)五月吉日」。吽形さんには「陸軍歩兵大尉 正七位 北川■茂」の刻。阿形さんの背中部分に大きくヒビが入っているのがとても危うく気にかかります。修復が可能であるなら是非・・
本殿玉垣の内より神域を守護される出雲構えの狛犬さん一対。場所的な制約があり、捉えられたのはこのアングルのみ。
鎮座地の地名を冠した「境内社:吉成神社」
春(4月9日に近い土曜・日曜) 秋(10月9日に近い土曜・日曜)の祭礼に舞い納められる「麒麟獅子舞」の絵。
火の見やぐらと井戸のある境内
参拝日:2012年4月15日
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