清須市西田中本城に鎮座される「村社 西田中・神明社」、御祭神は『大日霊尊(おおひるめのみこと)=天照大神、菊理媛神(くくりひめのかみ)』
鳥居の奥に昭和十二年十月 奉納の「石造り連子窓型蕃塀」。連子・羽目部分ともに飾り彫りはありません。羽目裏部分に「石 工:コメノ ・石工:井上」の記名在り。
境内一段高くに四方吹き抜けの開放的な拝殿
拝殿まっすぐ奥に鎮まられる御本殿。由緒書より「古来この地の産土神として大日霊尊を奉斎し大正元年十二月境内末社白山社を合祀、現在二柱の神を祀る」
本殿左右より有神域を守護されるのは大正三年三月奉納の浪花タイプの狛犬さん一対。愛知県で目にする浪花タイプは、みな一様に鼻の下の髭が立派。
吽形さんは子狛をしがみつかせ、阿形さんは大層綺麗な細工の毬を手の下に置いています。
で・・この仔狛さんですが、どの部分が顔なのか実は判断に迷っています。御亭主殿に言わせると、そっくり返っているから上が口で真ん中が鼻だと断定しましたが・・・・??謎(笑)
屋根の上の留め蓋獅子さん。まるで羽のように大きく顔毛を広げて、さてさて、何処に行こうというのでしょう?
境内の一画に降ろされていた先代の留め蓋獅子さん。個人的にはこちらの顔立ちの方が好み。ともあれ、こうして境内でちゃんと守護の任を勤めていられて良かったですね(^▽^)/
〆勧請が渡された鳥居。小さなお子様以外は屈まなければ潜れない低さです。
参拝日:2011年4月27日
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