津幡町刈安、富山鉄道線を眼下に見る高台に鎮座される「笠野(かさの)神社」。御祭神は『笠忍姫命(かさおしなひめのみこと)』。
何度も迷ってここまで進入したのは良いけど、どうやって引き返せばいいのかと悩むような狭い道。とりあえずUターンできるように車を置き、細い参道を進むと一の鳥居が見えてきました。
木漏れ日が差し込む参道を更に真っ直ぐ進むと、正面に大きく張り出した屋根を持つ拝殿。
【創立年代不詳。往古この里で笠忍姫命が近在一郷の菅を刈り、笠を縫っていたとの伝承がある。もと野々宮神社と称して河村郷の総社と仰がれた古社であり延喜式内社と伝えられるが式内の笠野神社、野蚊神社あるいは野蛟神社と古記、伝承に諸説がある。】石川県神社庁より
拝殿前より神域を守護されるのは、穏やかな笑みを見せてお行儀よく両足をそろえて座る狛犬さん一対。加賀の獅子顔でも無く、逆立ち系の狛犬さんでも無い・・特に吽形さんの可愛いと言ってもいいような顔立ち、本当に癒されます(⌒∇⌒)
阿形さんの口端の鋭い牙・・それでも威嚇的な雰囲気は皆無。こんなにフレンドリーで良いんだろうかと心配になる程・・でも思い返せば、総じて加賀圏域の狛犬さんは穏やかな顔をされています。
ついでに・・・この羨ましいようなスタイルの良さに、しなやかなストレートヘアー。それに反して見事にカールする尾 (^^;)
参拝中も写真を撮っている間も物凄く気持ちよく、まるで懐かしい場所に帰って来たような感じ・・やっぱり朝一の参拝は気持ちが良い(*´꒳`*ノノ゙
参拝日:2011年10月14日
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『鹿屋野比売神(かやのひめのかみ)』別名『草祖草野姫(くさのおやかやのひめ』。草祖は草の祖神の意味。伊邪那岐命・伊邪那美命の神産みの子。愛知県あま市:萱津神社では日本唯一の漬物の神として祀られる。
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