西会津町野沢大久保甲に鎮座される「大山祇(おおやまづみ)神社」。会津西方の霊域とされ、御祭神は『大山祇命(おおやまづみのみこと)・岩長比売命(いわながひめのみこと)・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)』。
「宝亀九年(778)、真海法師が来訪し眠りについた夜更け、法師を呼ぶ声が聞こえてきた為声の主を問うと「われこそは相模国三嶋大明神なり、この山に霊地あり。ここに於いてわれを山神として勧請すべし。火災、病苦諸厄を除き国中を安穏に擁護し、誠意を以って祈念する者は、一代に一回は必ず聞き召すべし"と厳かなる神勅をこうむった。この事より、「なじょな(どんな)願いもききなさる山の神様」と伝えられている。」
大山祇神社社号標から参道へ、幟柱の左右より神域を守護されるのは「会津若松 石工:佐藤万作」「大正十五年(1926)建立」の狛犬さん一対。口中に玉を含み、愛おしそうに仔狛の頭に手を置く阿形さん。
そんな阿形さんと仔狛を更に愛おしそうに見つめながら、毬に手を重ねる吽形さん。
大人しく首筋を撫でられて、神妙な仔狛さんが、無条件に可愛い😊
参道を進んだ石段の先に鳥居、その奥に「遙拝殿」。
「野沢の山の神様」、三度続けてお参りすればどんな願いも叶えて下さるそうですが・・西会津は・・いや福島県は遠すぎます。
「神楽殿」
さて、私たちが参拝したのは山の麓の遥拝殿。本社はもう少し先と教えられて、それではと境内図を確認したら・・・無理です!もう絶対に無理😭
頂いた由緒によりますと、遥拝殿から本社までは、樹齢400年以上の杉並木が約4キロ続く山間の道、途中には6体の道祖神と不動滝・弥作の滝がありますという事ですが・・・良いです。入り口の「やすらぎ道祖神」だけで。
大山祇神社を後に次の目的地に向かう途次、雷山公園の一画で見かけた「杉木之覚の碑」。会津藩野沢代官所が約32万の杉苗を配り、不時の災難に備えろと布告した時の碑だそうです。
ご亭主殿に写真を頼んだら「「雷山」の碑と、この怪しい碑だけだったよ」って・・・違う・・!!絶対にコレジャナイ!!!😱
参拝日:2015年6月19日
おはようございます!
今朝も寒いですね。
昨夜は雪も大した降らずに安心。
今回の狛犬さんは
筋肉質で強そうですね!
お正月休みに纏めて拝見させて頂きますね。
こうして皆様に色々なとこを見せて頂いて感謝感謝。
ではまた。
地元の神社で
地元の石工さんの狛犬を拝見する
最高の贅沢です😊
祀られる神様は同じでも
所によって様々な違いがある
神社好きにはたまりません😊
叶うなら・・本州制覇だけはと
今でも思います