昨日に続いての道通神社、本殿の右手に鎮座される摂社群の紹介から。
摂社全体の神域を守護されるのは昭和53年(1978)建立の狛犬さん一対。
阿形さんは玉を、吽形さんは仔狛の上に前足を重ねています。
神輿殿
「摂社:遷之宮」
祠の左右より神域を守護されるのは、何とも不思議な質感の小さな狛犬さん一対。石なのか陶器なのか・・触ってみたい衝動を抑えるのに苦労しました😅
向かって右手に鎮座される「天満宮」御祭神は『菅原道真公』。左手、赤い屋根の社には「蛇神様・伊弉諾宮・摩利支天宮・十二神社・足王神社」が祀られます。
向かって左から「摂社:荒神社」、「摂社:金刀比羅神社」
瀬戸内海に面した小さな漁村で生まれた私ですが、いわゆる蛇の憑き物「トウビョウ」なるものの存在、ここで初めて知りました。
『道通様』は、「トウビョウ」の祟りを鎮めるために祀られたものだそうで・・「神使いの山」には、信者から奉納された道通様の小さな家が並び、ヘビの好物として卵などが供えられています。蛇の憑物を鎮める蛇の神様・・それって毒を以て毒を制する的な??あ、決して道通様を毒と言ってるわけでは!!!
瓦財の小さな祠が並ぶ情景を、漫画家の『水木しげる』氏は「蛇の家」として紹介しています。一度、挿絵を見たことがありますが、まさしくこんな情景でした。
「一体双頭の道通様」
実は私・・・正直なところ、蛇は大の苦手なのです。ですが・・・・・・・神様だし・・・とは言えやっぱり蛇は怖い。なので、この先本物の蛇に出会いませんようにお願いする事に🙏
道通様の小さな家の並びに、一対の不思議な石が奉納されています。これが全くの自然の造形であるならば、それはどんな凄い芸術家も敵わない、まさしく神秘の神業。
「摂社:稲荷社」
「摂社:八幡宮」
絵馬
「御神馬」道通神社の御神紋付き腹掛けが結ばれています。
手水舎の吐水龍・・・道通様よりも迫力あるなんて言ったら、叱られそうですね。
参拝日:2010年5月5日
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