香取市下小川に鎮座される「安産(あんざん)神社」。御祭神は『仲哀天皇、神功皇后、応神天皇』
「創建は応和2年(961)肥前国松浦郡・小川神功社より、神功皇后の三韓征伐の折携帯されていた、鎮懐石の模安産石を納め奉り、「白幡大明神」と称した。文政6年(1823)正月7日、弊拝殿新築の際、神祇管より「安産神社」の社号を賜り、その後、明治41年12月に「熊野大神」を合祀。」
拝殿前より神域を守護されるのは、阿吽共に子狛と玉を持つ、昭和15年(1940)建立の江戸流れ狛犬さん。 実はこの神社、道一本間違えて進入してしまって、たまたま鳥居の前にマンホールが有ったので停車してもらって・・
その結果、こんなに心惹かれる狛犬さんに出会えたのですから、これはもう奇跡の出会い。御亭主殿の嬉しそうな事と言ったら😊 親狛の手の下で無心に遊ぶ仔狛、顔よりも大きな鞠を掴んで噛み付く姿が、何とも愛おしい!
鞠を手にする吽形さん・・・・の手元には、小さな鞠にじゃれて遊ぶ仔狛の姿もあります。
仔狛さんは親狛の持つ鞠の隙間に潜り込んで、もっと小さな毬に噛みついて遊んでいるのです。だから最初は鞠が二つ?と思ったのですが、こんなに出来のよい狛犬さんに出会えるなんて、絶対に「呼ばれた!!」のです😍
「境内拡張ノ記」と題された板碑には、「安産神社」の創立由来に関する事が刻まれています。
「神武天皇遥拝所」と刻まれた碑。
「信行霊神」とは、末法思想からの救済を説いたと云われる僧の霊を神格化したものでしょうか? 色々とググって見ましたがどうも良く分かりません。
境内の一画には上記の碑以外にも、たくさんの「庚申塔」や「末社碑」が建立されています。 全ての碑に拝礼し、今回の僥倖を感謝しつつ、この先の旅の無事を、改めて願って来ました🙏🙏。
参拝日:2019年3月13日
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