タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 涌井(西武)完投で十五勝目 ≫

P1060150 九月二十日、ソフトバンクの杉内と日本ハムのダルビッシュが、ともに十六勝目を逸した。
 杉内は、これまで四戦四勝と西武をカモにしていたが、たまたま西武打線に打ち込まれ、七連勝を逃した。しかし、6?イニングで10奪三振、五試合連続二けた奪三振の記録は、平成三年の野茂英雄(近鉄)の六試合連続に次ぐもので、特に調子が悪かったというわけではない。
P1060151  これに対して「ダルビッシュは制球が悪く、押し出しを含む7四球、2失点で五回で降板」(9月22日付『北海道新聞』第17面〈スポーツ〉、写真を転写)した。腰の筋肉の異変はかなり深刻で、二十三日、今季二度目の登録抹消となった。
 オールスター戦で右肩に打球を受けた後遺症が完全に回復しない状態で、肩をかばって腰の筋肉に異変が生じたものと思われる。もっと早くから大事を取るべきだった。
 最多勝を争う西武の涌井は、二十一日、日本ハム戦で完投の十五勝目(写真は、9月22日付『讀賣新聞』第15面〈スポーツ〉から転写)。リーグ最多の十完投と投球回数198?イニングが、涌井のタフネスぶりを証明している。涌井の右腕で西武はCS(クライマックスシリーズ)に出られるかどうか。

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