タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 新理事長、秋場所「協会ご挨拶」≫

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 日本相撲協会の武蔵川理事長は、各場所初日の恒例の「協会ご挨拶」で、「度重なる不祥事の責任は、すべて、私ども日本相撲協会にある」(9月15日付『讀賣新聞』第1面)と謝罪し、北の湖・前理事長とは明確に一線を画した。
 しかし、これまでの不祥事の責任が協会にあるということは、理事長一人ではなく、理事・評議員・その他協会所属の人たち全員の責任ということだ。特に、北の湖理事長が辞任を申し出た後、後任に推した武蔵川理事を拒否しておきながら、自分が後任として名を挙げられると次々と辞退した理事たちは、無責任の誹りを免れまい。「そばで手伝うならいいが」(9月9日付、前掲新聞、第3面〈総合〉)と辞退した、反・北の湖の急先鋒だった放駒理事は、無責任の代表格だろう。理事は全員辞任すべきだった。P1000141
 センセーショナリズムで売る『週刊現代』(9月15日付『北海道新聞』第3面〈総合〉の広告欄から転写)に、「北の湖のクビをとったクーデターの主役」「武蔵川理事長にビビる朝青龍『年内引退』へ」「北の湖『2年後に理事長復帰』の野望」などと面白おかしく書きまくられるようでは、大相撲も形無しである。春日野・元理事長復帰しか手はないなぁ。こりゃ無理か。一朝目覚めると国技崩壊

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