M-51フィールドパーカー

実はミリタリーコート大好きのオイラ。

お気に入りの「ドイツ連邦軍フィールドパーカー」（通称NATOパーカー）が、だいぶクタビレて来たんで、新しいコートを上野アメ横の中田商店で物色、同じもの（実は今持ってるので2着目）をと思ったが、すでにストック切れ（軍からの放出終了？）の為、在庫無し…やはりドイツ軍の山岳部隊が着用する「ノイマテックスフィールドコート」(ゴアテックスの様な素材)は、サイズがGr10(ジャストサイズはGr7)しかなく断念、そこで候補となるのは、モッズコートとして超有名なアメリカ軍の「M‐51フィールドパーカー」（レプリカ）と、フランス軍の「M-64フィールドパーカー」（軍放出の実物）の二つ。

カラーはブラックがいいなぁ～って事で、オリーブ色のみの"M-64"は対象から外す事にしました。
M-51に関しては、朝鮮戦争時代に採用されていたモノなので実物の新品は皆無、現在は実際の軍への納入業者でもあった、アビレックス社・アルファインダストリーズ社などの米国サープラスメーカーから、レプリカが発売されておりますが、そのレプリカ品の中でも有名なのが、日本の「Houston」（旧マキノ商事）※の製品、某刑事ドラマで主人公が着用していたモノ(例の青島コートってヤツ)として「本物」と呼ばれ？大人気との事が、ちょっとミーハーチックな感じで長年敬遠していましたが、やっぱ気になる存在。

お店で実物を見るとメチャクチャちゃっちぃ造り…、一緒に陳列されていた米国Rothco社製の方が、それっぽい感じで好印象、しかもインナーが、Houstonはアクリルボアは良いが、ちょっと貧弱な造り、一方Rothcoはキルティングでしっかりしている。
アウターシェルも、どちらもコットン製だが、やっぱりHoustonはやわい感じに対してRothcoはゴツい感じ、ミリタリーイコール、ゴッツいモンと勝手に思い込んでいるオイラとしては、米国Rothco社製に軍配！ご購入と相成りました。


このフィールドパーカですが、国産・輸入品ともにアメリカンサイズの為、普段着ているサイズより1～2サイズダウンが必須です。普段L～LLサイズですが、今回購入したのはSでした。

【M-51フィールドパーカ詳細】
第二次世界大戦後、米陸軍の野戦用パーカとして開発され、1951年に正式採用された事からその名がついた名作「M-51パーカ」。60年代のイギリスでモッズ達がスクーターに乗る際、こぞって着用していた事から「モッズパーカ」と呼ばれ、ファッションシーンでも常に注目されてる定番アイテム。

※ちなみに「Houston」をリリースする「ユニオントレーディング株式会社 UNION TRADING Co,.ltd.」（旧マキノ商事）は、大宮の会社で「UNION」というショップを大宮駅周辺数ヶ所で店舗展開してたりします。