「余分なものは、はぎとられちゃっているわけだよね、認知症になると。(認知症は)よくできているよ。心配はあるけど、心配する気づきがないからさ。神様が用意してくれたひとつの救いだと。」(認知症患者になった認知症研究者、長谷川和夫さんの言葉)NHK TVより
多和田葉子さんが中村桂子さんに「ウイルスが自然界に存在する意義とは何でしょうか」と問い、その答えを聞いて、「ある意味では、文学はウイルスと似たものなのかもしれません」と言った。今日の朝日新聞より
この問いは多くの人がその答えを聞きたかったものだろうし、多和田さんがある意味では、文学はウイルスと似ていると述べている「文学」は、「芸術」に置き換えても通じるものと多くの人が思ったことだろう。