めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

蓮子

2013-09-02 | 薬膳&食療(その他)
蓮の花が咲いた後に、蜂の巣状の花托の中に入っている種が蓮子。蓮の実とも言われます。

これが見たかったー!




先日の花の写真と一緒に送ってもらった写真です。(正確には、こちらの写真が先で、掲載許可を尋ねたら快諾とともに花の写真を送って下さいました。本当にありがとうございました!)



花はもちろん、この花托も神秘的。乾燥させたものが生け花に使われたりするみたいですね。



そう言えば、ワタシの大好きな大好きな場所にも蓮が沢山の水辺があります。

この国立公園でキャンプする為にも少しずつ体力をつけていくつもりです。

6年後までに体力をつけて、それを維持し続けよう!




話がいつの間にか脱線してしまいましたが、、、、

蓮子(芯ナシ)は渋の性質を持ちます。渋って解りにくいかもしれませんが、発散とは逆、体をきゅうぅーっとしめて慢性の下痢等を止める働きです。

体を温めもせず、冷やしもしないで腎・脾・心を補います。

芯には心の熱を冷まし精神を安定させる作用があります。夏は心が熱を持ちイライラしがちなので、夏のブレンド茶に入っていたりします。


中華食材として売られている蓮の実は、基本的には芯を取り除いたものですが、たま~に芯が残っていることがあります。とーっても苦くて文句の一つも言いたくなるかもしれませんが、気持ちを落ち着けて「生薬が一つ入っていた。ラッキー♪」と思うと、とても気分良く過ごせます。

体ではなく頭を冷やしたい時にピッタリです♪

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