はろー!ねいほー!

ワインにおいしいもの。いつもじゃないけど香港もときどき。

流浮山でミシュランに出会う ~2010.12 香港

2010年12月24日 | 香港日記
流浮山(Lau Fau Shan)へ、香港に着いた日の晩に行きました。


とりあえず、遠かったです。
炮台山からMTR港島線で、金鐘へ。(1回目の乗り換え)
金鐘から(荃湾線)で美孚(Mei Foo)へ。(2回目の乗り換え)
さらに、西鐵線に乗って天水園へ。
この西鐵線は初めて乗りましたが、
駅と駅の間がびっくりするほどありました。
それに、観光客には、ついぞお目にかかりませんでした。

そして、天水園で電車を下車。
ここからさらに、K65流孚山行きのバスに乗ります。
ここはもう、ほとんど中国です。
オクトパスカードが使えるのが不思議なくらいでした。


でこぼこ道を揺られながら、工事現場のような、
開拓中なのか、そうでないのかもさっぱりわからないような、
香港らしからぬ地帯を10分程行ったところに、それはありました。


いきなり目の前にまばゆくきらめくネオンが出現したのです


バスのロータリーは、家族連れなどで結構にぎわってました。


マーケットはロータリーからすぐ脇にあります。





そして、今夜の豪華海鮮レストラン「明記酒家」



なんと、ここはミシュランで紹介されたレストランだそうです。
(きたなシュランではけっしてありません)


その証拠

壁に堂々と飾ってありました。


そして、となりの店の生簀から、
海老(大)、生牡蠣、シャコ、ロブスターを選んで、
それぞれ希望の調理法を伝えます。


・・・???
ところが、英語はほとんど通じてない様子。
紙に書いたり、写真を見せたりして、お互い納得したところで、
ようやくテーブルへ。


ところが、1Fにも2Fにもテーブルがあるのに、
通されたのは、マーケットに面した屋外テーブル。

1Fと2Fを指差して、「あっちがいい!」
って言ったけど、なんと予約でいっぱいらしい。

おばちゃんが、予約表(日めくりの巨大なカレンダー)
を見せてくれて、
「こんなにいっぱいなんだよぉ」って言ってました←たぶん


とりあえず不承不承席に着いて、お約束のビール



ワインもあり、フランス、オーストラリア、チリの赤ワインを置いていて、迷わずチリワインを注文。


さて、1品目は大サイズの海老のパッチョハ。

これを特製タレにつけて食べるんだけど、
このタレがメチャメチャ美味。


シャコのにんにく揚げ

みんな無言で食べつくしました。


ロブスターのチーズソースがけ

を注文したのですが、カレー風味のクリームソースがけに変わってました。
まあ、こんなものかもしれません。


この流浮山は牡蠣の産地として有名だそうで、
手のひらほどのサイズのものもありました。
中程度(中といっても大きい)の牡蠣を選んで、紹興酒で蒸してもらいました。

少し火が通りすぎてましたが、紹興酒の味がわりと濃い目で、ワインによく合いました。


海鮮料理店のチャーハンって、なんてすばらしくオイシイんでしょう

ゴハンがパラパラで、小エビがたくさん入ってました。
お腹いっぱいだと言いながら、きれいに食べました。


帰りは、乗り継ぎを考えただけで気が遠くなったので、タクシーで帰りました。
香港のタクシーは安いので、長距離でも安心して乗っていられます。


これだけ食べて、日本円で一人当たり3,000円弱。
香港の街中では考えられない安さでした。
そして美味しかったのは、言うまでもありません。
はるばる遠出した甲斐がありました。






流浮山 明記酒家
天水園からバスで約10分