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spacevision

布タオルでありたい

昨日から6階病棟に移動してきた。
ここは主に一般外科の患者が入院している。

これは私の主観だが
6階病棟は7階病棟に比べてとても静かだ。
漂う空気感が7階のそれと全く違う。

ナースコールがほとんど鳴らない。

7階病棟は高齢者や脳障害の患者が入院するため
「寝返りしたい」「オムツ交換したい」等
ナースコールで身の回りの世話を求めることもある

6階病棟は年齢層が広く自分で動ける患者が多い
ナースコールは緊急事態に鳴らすもので、
身の回りの世話を求めて鳴らすことは少ない



入院期間が違う。

7階病棟は術後の経過観察期間が長い患者が多く
入院生活を少しでも楽に過ごしたいと思い
未来のことより今のことを考える。

リハビリは治癒でなく催し物的に行うような、
そんな雰囲気さえあるので
リハビリ士が来たらやるだけで
私のように自主するような脳梗塞患者は極稀だ

6階病棟は手術して直ぐ退院する患者が多い。

短い入院のくせに、
さらに退院できる日を一日でも短くしたいし
世間や仕事の事を気にする。
入院は外部の人との繋がりが断たれること。
そう考えている。

なので6階病棟の患者は
ベッドを離れ、面会ロビーを寄合所として
将棋や囲碁、ゲーム機で対戦する人で溢れかえる
外部の人との繋がりを代替するように
病院内の人との繋がりを求めているようだ

あまりにも患者がベッドに居ないので
回診時間になるとベッドへ戻れと放送が入る

体拭きとして渡されるおしぼりも
7階はしっかりとした布タオルだったのに
6階は使い捨ての紙タオルだ。

布タオルみたいに再利用されるように頑張ろう

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