「富士の国やまなし」第17回 Mt.富士ヒルクライム、通称「富士ヒル」の参加票発行の案内メールが届いた。
90分以内に完走した証であるブロンズリングを獲得した数年前の記録からか、今回も私は第4ウェーブスタートと相当早いスタートで登録されている。とはいえそれは過去の栄光だ。去年、私は脳梗塞になり、当たり前だが今回の参加はタイム短縮を狙うのではなく、完走そのものが目的である。足切りにならない速度で、苦しくも楽しくスバルラインを上り、五合目でその達成感が味わえればそれで良い。
したがって、第4ウェーブの最後方からゆっくりとペダルを踏んで進もうと思う。
まずは残り約2週間、人との接触を避けながら体調を整えていきたい。
ところで、富士ヒルの運営は大会開催を宣言しとき、
開催中止の場合の返金規定を設定していた。
大会中止の際の返金規定について新型コロナウイルスによる、開催時の社会事情、政府や開催都道府県、公園、道路、施設管理者などからの、指導・要請により、やむなく開催中止となった場合、また地震・風水害・降雪・凍結・事件・事故による開催中止の場合、返金手数料を差し引き、参加料は下記の通り現金にて返金いたします。
- 5月22日までに中止決定
全額返金(※参加賞の発送はございません。)- 5月29日までに中止決定
50%返金(※参加賞を発送させていただきます。)- 5月30日~開催前日までに中止決定
返金なし(※参加賞を発送させていただきます。)
これは、昨年のドタバタを踏まえて設定されたものだ。
エントリー費用は当時の大会規程により返金は無かったが、
5月開催のハルヒルは全額返金を行ったことも影響するのか
9月に秋のMt.富士ヒルクライムという形で開催したのだ。
おそらく、この参加票の通知メールによって、5月22日までに中止判断せず、全額返金のパターンは消えたということを暗に示しているのだろう。そして私の予想だが、今回の富士ヒルは予定通り開催される。先週のハルヒルは「まん防」の適用前日に小規模ながら開催したという実績に加え、山梨県にはグリーン・ゾーン認証制度(通称「やまなしモデル」)によって、山梨一体は新型コロナ感染者数を大きく減らしていることに成功しているのだ。参加者自身の判断によって、ある一定数は自主的にキャンセルされることを見込んでいるのだろう。
それを裏付けるように、富士ヒル運営はレイトエントリーという追加募集を開始。本日5月20日から6月2日まで、若干名募集している。