今回は紙の研究です。
紙の扱いに注目して
あらためて印刷物を観察すると
様々な効果を発見できます。
その効果を
シルクスクリーンプリント技法において
応用してみる事が今日の研究課題です。
受講生には
どの紙から実験しようと迷うほどの
たくさんの多様な紙が配布されました。
まずは、紙の名称の確認から。
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どんどん刷りました。
紙質によってインクののり方が異なります。
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ある人は自宅からハギレを持参して
実験に取り組まれていました。
布の地模様とシルクスクリーンプリントによる図が
オーバーラップして不思議なテイストを生み出しました。
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5つの版を重ねて仕上げた作品です。
右側はヴィベールというフワフワ・モコモコとした紙に刷っています。
インクが浮いたように見えます。
ビジュアルイメージとの相乗効果で
捉えどころのない魅力が感じられる仕上がりとなりました。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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