この日は
スクリーンを通して刷る魅力とは?
を
考える刷り実習に取り組みました。
清田先生の指導の下
最初はグラデーションのベタ面を刷りました。
こちらは
テープで凹凸をつけてマスクした版で刷りました。
インクの練り方が不完全で
グラデーションが滑らかではありませんが・・・。
その後
刷り上ったベタ面の上に
前回の授業で作った版を刷りました。
2刷りしただけですが
艶やかな着物地のようなイメージに仕上がりました。
同じ版を使い異なる刷り方にも挑戦しました。
こちらは浴衣地のイメージでしょうか。
凹凸あるベタ面の上には
イーディ・セジウィックの画像が刷られました。
イーディ・セジウィックとは
アンディ・ウォーホルの映画に起用された女性です。
背景のムラのあるベタ面は
イーディの人生を物語っているようにも思えます。
シルクスクリーン
↓
アンディ・ウォーホル
↓
イーディ・セジウィック
と
繋がります。
実験作ながらも
読み込む作品として仕上がりました。
*
この日、先生が上の新聞記事を持参されました。
最近、シルクスクリーンプリントが
流行っている?らしいです。
補足
徳永写真美術研究所では
「シルクスクリーンプリント」としていますが
「スクリーンプリント」の標記が一般的です。
今はシルクのスクリーンではなく
テトロンのスクリーンを使う事が多いためです。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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