美しい青を発色する
古典印画技法・サイアノタイププリントを
学ぶ最終日のレポートです。
この日は
デジカメで撮影した写真データから
ネガフィルムを出力する
一連の作業の復習からスタート。
テキストを指さしながら各作業を確認。
細かな部分は随時モニターを撮影して
講座終了後も自宅で
フィルムを作成できるように対処。
ネガフィルム出力後は紙の準備。
この日は受講生が持参した紙を使い
感光紙を作りました。
薄い和紙は繊維が刷毛に絡むなど
支持体となる紙によっては
これまでのようにムラなく
感光液を塗布できないものもありました。
始めて使う紙の場合は
グレースケールも含めて露光して
紙の特性を確認します。
この人物画像は非常に薄い和紙のため
現像中に破れないように注意が必要でした。
左は薄い和紙、左は版画紙。
発色や中間トーンの描写が異なる結果となりました。
コチラは
A3ノビのデジタルネガフィルムからのプリント。
本研究所で可能な最大サイズのプリントです。
美しいサイアノタイプのプリントが完成しました。
徳永写真美術研究所では
受講後も研究所で作業を
おこなっていただける体制です。
本格的に作品制作が始まることを期待して
全4回の講座を終えました。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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