銀塩写真講座においての
関門の一つが
モノクロフィルム現像。
フィルムの現像具合は
最終的な写真の仕上がりに
大きく影響します。
業者にお任せする手もありますが
やはり自身で現像したいところ。
本講座では体験に留まることなく
フィルム現像の実習を繰り返し
一連の作業の習得を目指します。
今回は1回目のフィルム現像レポートです。
初めての方にとって
最も難しい作業は
フィルムのリール巻き。
何度も練習して本番に挑みます。
その後は暗室に移動して
使用液の準備。
現像液
停止液
定着液
水洗促進剤
水滴防止剤
希釈の割合を間違えぬよう
また
液温管理も忘れずに準備します。
そして、いよいよ・・・
注意書きを書き加えた
手順書を目の前に置き作業開始。
現像タンクを手にして10数分間・・・
秒単位での正確な作業を経て水洗。
ドライヤーにフィルムを吊るして乾燥。
作業を終えた後は
フィルムの仕上がり具合をルーペで確認。
やり直しがきかない
フィルム現像ですが
ミスなく無事に
終えることができました。
次回は
コンタクトプリント
引き伸ばしプリント
を
学びます。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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