徳永写真美術研究所に集う皆さんを対象とした
年度末恒例の特別講義のレポートを記します。
今回は写真家・林直(はやし ただし)さんをお迎えしました。
講義前に研究所玄関にて記念撮影。
手にしているのは林さんの写真集です。
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講義は作品制作についてを軸としながらも
大学卒業後から家業の写真館を継いだこと
写真集出版についての話も含む内容でした。
作品については
活動初期の生まれ育った土地を撮影した作品から
現在進行中の撮影についての作品まで紹介いただきました。
その後
プロジェクターでの投影画像では
伝わりにくい部分を補うために
8×10の大型カメラで撮影したネガフィルムや
オリジナルプリントを拝見しました。
林さんが大切にされている
物質としての写真の魅力を認識するには
やはり現物を拝見する事がイチバンだと思いました。
本講義用に準備いただいた配布書類です。
写真をとりまく環境の変化に流されることなく
自分の制作姿勢を確認し制作を継続する事・・・etc.
作家が実体験に基づいて記したテキストには説得力があります。
講義後は
この一年を締めくくる宴へと場所を移し
その後も林さんを囲んでのお話は続きました。
林直オフィシャルサイト http://www.tadashi-hayashi.com/
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。