次は、Produce 101 Japanでのケース。
副タイトル「約束された順位上昇」
コンセプトバトルで、チーム移動に関わった練習生は、 順位が上昇するというか、デビュー評価に進んだし、 JO1に決定した練習生もいる。
典型的なのが、祥生君。そして今西君。
今西君の場合は副次的ではあるけど、 結果的に彼の好感度はかなり上がったと思う。
木全君も佐藤君もJO1になった訳だから、 移動が成功したと言える。
木全君の最終順位はかなり妥当な結果だけど、 佐藤君の上昇は結構顕著。
でもそれよりも劇的なのは祥生君。
毎回の順位発表で、11位くらいのところをウロウロしていて、 正直すごく不安だったのに、最後の最後に4位まで上げた。
しかも鶴房君と白岩君を抑えてだよ!!
DOMINOからの移動の時、木全君や佐藤君が「恨み節」 的な言説を吐いたのに対して、祥生君は終始公の場で、 ネガティブ/マイナスなことは口にせず( 態度はものすごく落ち込んでいたけど)、 前向きな発言をしていた。
これが順位UPにつながったと私は思っている。 それが彼の戦略というか、計算だったかもしれないけど、 それくらいのあざとさが無ければアイドルなんてやってられない。
木全君と佐藤君との「差別化」に成功したのだと思う。
今西君は移動したメンバーを徹頭徹尾ポジティブに迎える音頭を取 った。「いいやつじゃん!」ってことで、文字通り株があがったと思う。
ファイナルに進めたのはこの行動が大きかったと思う。
DOMINOに残ったメンバー(第3回順位発表後、 ヨンフンとユンドン除く)は全員デビューしているけど、 祥生君が 4位に上がって 結果的にファイナルで一矢報いたのは、 あの移動がターニングポイントだった。
誰にでも後で気づくターニングポイントがあると思う。