12月の最終週、1泊で鹿児島県薩摩郡の紫尾温泉に行ってきました。クリスマス休暇で戻ってきていた息子の案内です。九州には観光地としても有名な温泉が数多くありますが、それ以外に情報通だけが知る温泉があちこちにあることを最近やっと知りました。
紫尾温泉は紫尾神社の拝殿下からお湯が湧きだしたことから「神の湯」とも称されています。山あいのその一番奥にある紫尾庵は、1年前にオープンした全室離れ形式、すべてに内風呂が付いた24時間かけ流しの温泉です。硫黄の匂いとつるつるになる泉質が気に入り、3回も入浴しました。紫尾庵と同じ経営で、すぐ隣にあるしび荘は古くからある温泉旅館です。そちらの温泉も利用できます。懐かい風情のあるもっとも温泉らしい温泉で、通の人にはたまらないようです。
それにここの温泉水は飲めるのです。夕食のご飯がおいしかったので、帰りに紫尾米を買ったら、温泉水で炊くともっとおいしいということで源泉も汲んで帰りました。
竹をうまく利用したインテリアや和紙や白木を使ったとてもホッとする部屋でした。
本館の食事処で頂く夕食は、地場の食材を使った京風料理。おいしさと美しさをしっかり写真に収めるつもりが、食べることに気を取られてすっかり忘れていました。左の写真は夕食の前菜。右は朝食で、こんなに手の込んだ朝食は珍しく、それでも食後のコーヒーまできっちりいただきました。
途中、人吉で昼食に立ち寄った鰻の「うえむら」は、駐車場が混んでいるのを見ても人気のお店であることがわかりました。創業100年の老舗らしいたたずまいのお店は、まさに「うなぎの寝床」で、長年の間に部屋を継ぎ足していったという感じです。
ふっくらとした肉厚のうなぎはタレが柳川のほど濃くはありませんが、それでいて味に深みがあり食べた後がさっぱりしています。鰻を食べた後に来る胃がもたれたような感じが全くありませんでした。右の写真はお店のHPから借りたもの。穴の空いた障子と火鉢が懐かしい雰囲気を出してくれます。忘れていた炭火のやさしい温もりに感激しました。
団体が入るほど大きくないし、もし団体がどっと
押し寄せたら秘湯でなくなってしまいます。
黒川温泉や湯布院などは今では大衆化してしまい、
山の中にこのような温泉がこじんまりと生まれつつあります。
今年は、私にとってはお知合いになれ
とても素晴らしい年になりました。
新しい年もよろしくお願いいたします。
忘れていた…と言うことがありましたね。
人間はやっぱり本能の方が勝つ…と言うことですね。
来年も楽しいブログを拝見させてくださいね。
》おばさん様
ブログの世界に広がりを持たせてくださって
ありがとうございました。
生き方、暮らし方を学ばせていただいています。
また来年もよろしくお願いいたします。
今年一年、いろんなことがありましたが、あっと言う間に大晦日。
いい年をお迎えくださいませ。
チャグままさん、来年も宜しくお願い致します。
今年もよろしくお願いします
昨年は日本ではたくさんの苦しいこともありましたが、今年がよい年になりますようにと願います
チャグママさん、年末に鹿児島へ旅行、優しい息子さんをお持ちでよかったですね。
紫尾温泉、秘湯ですかーー。
秘湯は秘湯のままであり続けた方が、赴きも風情もありますね。
いい旅をされてよかったですね。
今年もいろいろな食や菜園の情報を拝見するのを
楽しみにしています。
》mokaさん
忘れずにブログを覗いてくださってうれしく思います。
今年もよろしくお願いします。
「moka講座」も楽しみにしています。
》パパハポンさん
衰えを見せない万年青年のパパハポンさんの
存在の大きさを感じ入っています。
今年もよろしくお願いいたします。
》浜辺の月さん
沢山のコメントをありがとうございました。
マンネリ化してやる気をなくす時もありますが、
頂いたコメントを見ると元気が出ます。
今年もよろしくお願いします。
昨年は本当に大変な年でした。
「今年こそは」と心から願っています。