1月5日、福岡市美術館『 レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想 』展が開幕しました。ダ・ヴィンチの現存する絵画は十数点というから、それが貸し出されることは珍しいと思います。
ここでは、ダ・ヴィンチの美はなぜルネサンス期の人々を引きつけたのか、現代の人々が今なお魅了されるのはなぜかをさぐり、ダ・ヴィンチの『 衣紋の習作 』2点、弟子との共作、レオナルド派の作品、同時代の画家たちの作品が展示されています。
「もう一つのモナ・リザ」ではないかとして展示された今回の目玉『アイルワースのモナ・リザ』はダ・ヴィンチによる未完成作説があるようです。
弟子との共作で『 「紡錘の聖母」の習作 』や「第三」といわれる『岩窟の聖母』も展示されています。期待していた『ほつれ髪の女』が東京展のみで、西国にまで下ってくれなかったのが残念です。
このオープニングの日と私の誕生日が同じだったので、ランチを済ませてから会場にはいりました。お店は、よく行く隠れ家的なイタリア料理「アル・バーカロ」。
この店の味は私の舌によく合うので、生ハム、バーニャカウダー、外側がパリパリのフォカッチャ、ナスのグラタン・・・と、豊富なメニューからの選択にいつも迷います。子羊の肉も臭みもなくよく焼けていました。
昼間でしたが、スパークリングワインがおいしかったのでグラス二杯も飲んでしまいました。それにグラスの台がイタリアンカラーの赤!何ともお洒落です。
デザートに誕生日モードのサービスをしてくれました。大好きなカシスシャーベットの酸味がたまりません。
注文してからゆでるスパゲッティ。このゆで加減がお店の命。細かな気遣いが嬉しいお店です。
オーソドックスな古い民家を、もとの構造をできる限り残して改装されたどこか懐かしい匂いのする建物です。
手の届かない人になってしまいました。
熱烈なストーカーもいますからね。
あの部屋で家族集団のスリを見てしまいました。あんなに
注意が喚起されているのに、美女に酔いしれている間に分厚い
財布が・・・。その瞬間を見たわけではないけど、そのスリが財布を
自分のポケットに入れているところをみました。私たちと目が合った
とたんに、離れていた家族がすーーーっと部屋から出て雑踏の間に
逃げてしまいどうすることもできませんでした。
もう14年も前の話です。
年末の宝くじはハズレやったけど・・・
こんなに丁寧に書いてくださってありがとうございます。
絵は確かテンペラ画だから保存状態がよくなかったとか
聞きました。
それに何回も修復し、レベルの低い修復では逆に痛める
結果になったこともあるとか。
長い歴史の間には、食堂の湯気による痛み、馬小屋に
使われたり、爆撃で屋根を半分吹き飛ばされたり、
もう踏んだり蹴ったりの状態の様でした。
ウルトラマリンの価格のことなど、興味深いです。
ぜひぜひブログに乗せて下いね。
レオナルドは「最後の晩餐」をミラノで描いたわけですが、当時のミラノはフランスのフランソワ???だったけ・・・調べなくてすみません。王に攻められていて、大きな馬の銅像も大砲の弾に鋳潰したりしたときで、絵の具の質が悪く、初めから出来上がりが悪かった・・・とかどこかで読みました。当時、ヴェネツィアの丈夫な船の帆の麻布に下処理をして、キャンバスが考案されたようですし、油絵の具、水彩絵の具なんかも革命的に発展したようです。だから・・・・出来の悪い絵はいくつかある・・・と聞いています。一度、このあたりのこと記事にしたいとは思っているのですが・・・
恋しくなります。
小さなものでもいいから、ランチにデザートがつくと
もうそれだけでハッピー気分になります。
》おばさん様
企画展は大体正月にオープンします。
気分を一新して、さあスタート!
入場者もそんな雰囲気を楽しんでいるようでした。
》博多のじーじさん
アル・バーカロはおすすめです。
けやき通りにずーっと古家が残っていて、壊す以外に
方法はないと思っていたので、見事に生まれ変わった
時はびっくりしました。古民家レストランですね。
「アル・バーカロ」・・・も行きたいので
今度、ちゃぐままさんと同じルートでばーばと一緒に行きます!!!
イタリアン・レッドも大好きな色なんですよ。
あの赤は日本人では、発想できない色なのかもしれませんね。
素敵な1年のスタート。
今年も私にとっては知らないことを
教えていただけるブログ楽しみにしています。