都筑道夫「ときめき砂絵 いなずま砂絵」です。
サブタイトルに「連作時代本格推理」とあります。
神田の貧乏長屋 「なめくじ長屋」に住む センセーと呼ばれる砂絵師が主人公のお話。
長屋に巣食う大道芸人たち
河童の真似をするので、カッパ
幽霊の格好をしているので、ユータ
などなど 個性豊かな面々が、センセーの手助けをしながら、
事件の謎を解いていく物語。
下駄新道の御用聞き•下駄常こと常五郎は、彼らに頼りっきり。
この頼りない男も、作品の重要なスパイスになっている。
この本 タイトルから分かる通り
2作品の合本。
各々7篇 都合14篇の作品から成っている。
謎解きもさることながら、各作品の中に織り交ぜてある
江戸の風俗も大きな魅力で、
四季おりおりの暮らしが分かってくる。
私の好きな作品は
「子をとろ子をとろ」という子供たちの遊び唄が聞こえてくると
女の子が拐われていくという「子をとろ子をとろ」
髪結床で、客が殺される「幽霊床」
他作品とは趣きが違い、センセーの武芸者としての凄みが発揮される
「めんくらい凧」などです。
サブタイトルに「連作時代本格推理」とあります。
神田の貧乏長屋 「なめくじ長屋」に住む センセーと呼ばれる砂絵師が主人公のお話。
長屋に巣食う大道芸人たち
河童の真似をするので、カッパ
幽霊の格好をしているので、ユータ
などなど 個性豊かな面々が、センセーの手助けをしながら、
事件の謎を解いていく物語。
下駄新道の御用聞き•下駄常こと常五郎は、彼らに頼りっきり。
この頼りない男も、作品の重要なスパイスになっている。
この本 タイトルから分かる通り
2作品の合本。
各々7篇 都合14篇の作品から成っている。
謎解きもさることながら、各作品の中に織り交ぜてある
江戸の風俗も大きな魅力で、
四季おりおりの暮らしが分かってくる。
私の好きな作品は
「子をとろ子をとろ」という子供たちの遊び唄が聞こえてくると
女の子が拐われていくという「子をとろ子をとろ」
髪結床で、客が殺される「幽霊床」
他作品とは趣きが違い、センセーの武芸者としての凄みが発揮される
「めんくらい凧」などです。
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