我が家の田の隣地を所有している人が、その田を借り受けていた人が高齢で耕作できなくなってしまったので借りてくれる人を探していたけど見つからなかったとのことでした。
そこで、隣地で稲作をしている私に雑草対策のため、年に何度か耕してくれないかと相談されました。
私が耕すときについでに耕すことは隣地ですから手間もあまりかからないので、引き受けました。
地主さんは、90歳代の一人暮らしの女性で不動産は夫の名義のままなので、いつかはすべての財産を嫁いでいる一人娘に相続してもらうつもりでした。
その嫁いでいる娘は、農業ができる状況にはないということで、その田を私に買ってほしいとの要望を新たに受けました。
雑草対策のために耕してあげる約束をしていたのですが、米づくりをするのは後少し手間をかけたら出来ることなので、隣地の田を買ってあげることにしました。
名義人が既に死亡しているのでその相続登記を司法書士さんにしてもらい、農地の売買許可ついては農業委員会への手続きを私がしてあげました。
売買契約書を作り、法務局への登記手続きも私がしてあげたので、登記に要した経費は最小限で済みました。
今年から稲作面積が増えたことになりますが、人助けができたものと自己満足しています。