誰かに頼るということ
それは
自分よりも
強い相手だったり
先輩だったり
どこか秀でた存在に対して
行う行為だと思っていた
それはきっと
わたしの感覚基準が
高く設定されていたから
それはきっと
「頼る」ということが
わたしにはあまり
許されてなかったから
そして 今
わたしの一番頼りたい人は
随分年下で
まだ子供っぽくて
客観的には
立場が逆で
きっと誰も
わたしの頼りたい願望を満たす相手だとは
想像すらしてないだろう
表向きには
あなたがわたしに頼っていても
表面的には
立場が逆でも
わたしはずっと
心の中では
あなたに頼って
あなたを
心の支えにしてきた