コメント
 
 
 
Unknown (ダル)
2011-04-02 15:34:35
吉村昭の「漂流」は私の中でもベストテン入りしています。アホウドリを食べながら生き抜く姿、やっと助かって最初に芋を食べた途端吐いてしまったというくだり、一気に読み、そしてややしばらく「漂流」のなかに漂っていました。
 
 
 
まだまだあります漂流小説 (監督@とりがら管理人)
2011-04-03 12:07:27
こんにちわ、ダルさん。

漂流小説はまだまだありますよね。
吉村昭であれば「アメリカ彦蔵」も漂流物の一つだと思います。
ジョン万次郎の物語のようですが、万次郎と違って役人にはならなかった彦三の生涯もなかなか魅力的です。
また、司馬遼太郎の晩年の長編「菜の花の沖」も漂流物のひとつですね。
兵庫の商人高田屋嘉兵衛の物語で、こちらは大店の主人といういわば地位のある者が漂流するという話で、面白かったことを記憶しています。
NHKで竹中直人が主演してドラマ化されていたこともありました。

漂流ものといえば来週ジョン・ブラック主演の映画「ガリバー」が公開されますが、これはフィクションながら子どもでも楽しむことのできる漂流物語としてちょっと楽しみにしています。
 
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