学生の頃は本当に全てが楽しかったと今振り返れば思う。いいことばかりだったとは思わない。でもその全てが今となっては愛おしい。色んな出来事があったけど、全て乗り越えて、今ではいい思い出だったなあと感じる。社会人に上がるにあたり、僕は人生の分岐点になるところで、僕は決断をした。それは僕自身が誰かの役に立つこと。
そうして地元の金融機関に就職した僕は、オンリーワンを目指し、そしてまさに自分自身を形作ろうと自分なりではあるが、頑張ってきた。今日現在僕は仕事を辞めて失業保険で生活するゾンビとなっている。どこで間違えた。
鬱病を発症した僕は病気と向き合いながら仕事を続けることを選んだ。病気であることを相談しながら、それでもこれまで通り働こうと思った。発症から2年後、僕は仕事を辞めた。最後にはミスを自分で抱え、ビクビクしながら働いていた。
僕は何一つ向き合えていなかった。それは病気に対してではない、自分に対してだ。小学生の頃、僕は消防や警察、重機が好きだった誰かのために働くことに憧れていたんだと思う。テレビで見た誰かのために自分を犠牲にして働くことに強く惹かれたのかもしれない。小学校高学年になり、僕は一つ上の見た目がクールな先輩に憧れた。かっこいいと思った。
僕は日本史が好きだった。僕は文系を選んだ
大学では経済を勉強して大人になったら社会を俯瞰しながら働きたいと思った。
誰かを救う仕事は理系に多いと気付いたのは大学生になってからだった。
僕は自分の選択を後悔した。同時にもっと頑張ればと思った。
思った。思った。思った。
僕は思うだけで自分に向き合わなかった。
自分なんて二の次、いらない
それが僕の道だと思った、僕は自分に向き合うことが苦手だ。次第に自分の将来も見えなくなった
今はどん底にいる。助けてくれ。陥った穴の深さは僕が自分に背を向けてできた深さの穴だった
働く中で僕は上辺だけというものを覚えた。いやそれまでも上部だけだったか。
何もない僕は自分を立派に見せようと偽ったそれは僕の背景もある
期待されてきた、裏切りたくない僕は優等生でありたい
崩れた今となってはその積み上がった高さから落ちた傷がとても痛い
鬱になってからショーペンハウアーを読んだ。この世界は意思と表象。僕は表象をつくるハードが少し繊細だ。でも無意味だ僕が死ねば意思は消える
いらなかった。どうして、なぜ、僕はここにいる
いらないじゃないか意味ないじゃないか。元気になっても。何も、何も。前に進まなくなった、無意味に浪費してる
ごめんなさいこんな僕でごめんなさい生きててごめんなさい
僕は謝りたい。僕は今日を生きたくても生きれなかった人に謝りたい。僕なんかよりよほど生きるべきだ
僕は怖い僕は怖くなってしまった。生きたいと思った時があったけど、今は死にたい消えてしまいたい。全部なくなれ全部全部
辞めて
ごめんなさい。産んでくれて、ここまで生きてきて本当に感謝してます
その感謝を、期待を、思いを裏切ることが本当に辛い。この苦しみが続くのが辛い怖い今まで辛くあたって、ごめんなさい次はいい子になるから、来世はいい人になるから。許してください、怖いんです
自分に向き合うことができる人、今を生きてる人は本当に強い人です
これを読んでくれるあなたも
僕は挫けた。立ち上がりたい、でも立ち上がれない
死にたい。でも多分生き続けるのだろう怠惰に
すぐには死にません
振り返れば僕はいじめを受けていた時、こいつらは俺が生きてて不快なんだ。なら絶対生き続けてやる生き続けることが僕の復讐だと思ったそれで乗り越えることができた
でも今度はまだ乗り越えられなさそうだ
しばらく休むね。ごめんね、ありがとう
まだ生きてるよ、次に会えたら立ち直ってたらいいな