東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

実は1週間前が誕生日でした。。。。。

2022年01月17日 19時01分56秒 | 2022リレーブログ

新年明けましておめでとうございます。

新3年スナイプスキッパーの大野達也です。

久しぶりのブログ投稿となりましたがお付き合いください。

 

2022年となってから既に2週間が経過しますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。年始早々に首都圏一帯では大雪となり、1月3日には帰省を終えた僕は東京の雪景色を楽しむことができました。投稿した写真は僕が住んでいる三鷹寮で撮ったもので、あまりにも風景が綺麗だったので思わずカメラに写した一枚です。雪にあまり慣れない関東人としては色々困ることもありましたが、いつもとは違う世界を楽しめるのもまた一興ですね。

 

近況報告はこれくらいにして本題に移って、今年の部活における目標を掲げたいと思います。

今年の目標は「チーム全体に対して影響を与えられるようになる」ということです。

 

去年の僕はというと、自分のことだけに集中してチーム事情などは一切考えもしませんでした。というのも昨年にクルーからスキッパーに転向したばかりで伸びしろの大きい自分は成長することによってチームへ最大の貢献ができると考えたからでした。しかし結果としては全く満足のいく個人成績も残せずにチームは関東インカレ決勝敗退。去年の1年間の反省点を挙げようとしたらキリがありません。

 

そして全日本インカレが終わって旧4年生が引退し、同時に自分の立場も変わっていく中で心境として色々と変わる部分がありました。特に今季からはスナイプチームの副リーダーとなり、全体に目を配ることが必然と求められてきました。先輩方が引退・退部する中で戦力ダウンしたチームがインカレで戦えるようにするためにはどうすればいいのか。それをここ数ヶ月考えておりました。

インカレで目標を達成するために必要なものはなんでしょうか。それはもちろんセーリング技術であり、それを養うためにスナイプチームの最上級生が綿密な練習計画を立てて下さいました。しかし、それと同等に重要なのがチーム全体のヴィジョンを共有・統一することだと僕は思います。これは単にチーム目標を掲げれば良いというわけではありません。

 

例えば、このブログを読んでいる部員に質問があります。

本年度の東大ヨット部ディンギー班の目標は何でしょうか?また自分が所属するチームの目標は何でしょうか?

この質問にパッと答えられた人がどれだけいるでしょうか。僕の予想では新3年以下の部員はなかなか回答率が低いのではないかと思います。上級生は当然のこととして下級生までもが反射的に答えられるようになって初めて、全体のヴィジョンが共有されたものといえると僕は思うのです。

(思い浮かばなかった部員は自分で調べましょうね)

 

僕が東大ヨット部に入部した当初から感じていたのは、部員それぞれのヨット部にかける思いが異なるということです。だからこそ目標をただ掲げても漫然と宙に浮いているように感じられます。インカレでの勝利を目指す者、部のアットホームな雰囲気が好きで入部する者、純粋にヨットをエンジョイしたい者など学年や立場、バックグラウンドによって人それぞれです。これは良く言えば東大ヨット部がいわゆる体育会系のような集団ではないということでもありますが、東大ヨット部として「全日本インカレ総合入賞」を統一目標として掲げる以上、その目的遂行ために最善の道を歩まねばならないのもまた事実です。それには部のアットホームな雰囲気、そしてヨットをエンジョイする風潮は切り捨てるとは言わないまでも徐々に変えていかなければならないでしょう。

 

僕個人としてスポーツは基本、辛いこと9割、楽しいこと1割だと思っております。しかし、その一生懸命努力した先に味わえる成功体験は血が沸るようなものであること、そしてこれこそがスポーツが全世界の人々を魅了してやまない本質であること。それをチームのみんなに味わい、理解してもらえたら嬉しいです。もちろんこれは僕のエゴでもあるので無理に押し付けるつもりはありません。

 

この1年間を通して、スナイプチームのメンバー、そしてあわよくば470チームの人たちとも対話する中で同じ目標・夢を描きたい所存でございます。

 

以上が、僕の2022年のざっくりとした抱負です。長文にお付き合いくださり、有難うございました。

 

次回は昨年末に医学部の期末試験を終え、他のみんなが必死こいて試験勉強しているのを横目に友人とスキーを楽しんでいる小俣くんです。

 

P.S.

小俣君へ

この前の一月レクリエーションの幹事をやってくれて有難う。大成功だったと思います。