東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

2019年も、もう終わり

2019年12月12日 10時38分53秒 | 通常練習
こんにちは、1年470スキッパーの吉田です。ブログを書くのは自己紹介ブログ以来初となります。

では、八景レース前最後の練習となった前合宿を振り返ります。

土曜日は中風くらいの風でした。天気は雨。横浜で初雪が観測されたというくらい寒かったこの日は雨というトドメにより地獄のようなコンディションになりました。

そんな中、470チームは午前は主に動作練を行いました。動作練では、先輩たちと風位を合わせてから行うので、タック後いかに自分の角度があっていないか、タックロスが多いかがわかります。個人的には、タック後の移動が素早くできないこと、トラベラーを引くのが遅いこと、タック後メインが開きがちになってしまうことなど、反省ポイントは山ほどありました。

寒すぎて手の感覚がなくなるほどでしたが、昼着時にマネージャーが作ってくれたスープを飲んで初めてほっと一息つくことができました。

午後の最初の方は一時的に風が上がり、メインシートが非常に重く、非力ゆえにメインシートが開きがちになってしまいました。悔しいです。午後の後半は早稲田のコース練に混ぜていただきました。自分はその時レスキューだったのですが、MTGなどで同期の話を聞く限り、やはりスタートに課題が多かったようです。

また土曜日は夜に八景レースに備えてレースに関する座学がありました。復習メインでしたが、忘れていることや新たに知ったことも多く、このタイミングで座学をしていただいて本当によかったです。

日曜日は待ち望んだ晴れ。
富士山がとても綺麗に見えました。風は土曜と同じ中風程度。前日がハードコンディションすぎたためか、精神的にも、「昨日に比べたら」と少し余裕が生まれた気がします。この日は動作練をした後に早稲田のコース練に混ぜていただき、トラペゾイドでのコース練をメインで行いました。私にとっては470スキッパーとして初めてのコース練となりました。やはりコース練は面白いですね。緊張感があるのはもちろんのこと、少しでも前の先輩の艇に食いつきたくて、抜かしたくて、熱が入ります。その分クローズの時にマークの方へ向けようとしてしまい上し過ぎになるので、これは八景レースに向けた課題です。そしてやはりスタート。動作練で風位を合わせる時にも実感していますが、微速前進ができていない。進んでしまうか止まってしまう。練習あるのみです。
コース練を通して感じたのは、周りを見ることの大切さ。動作練でももちろん大切ですが、コース練では他艇だけでなくマークも見なければならない。艇数も多く、マーク回航時などは艇が混み合うのでますます周りを見ることの重要性が増していきます。

ちなみにですが、最近の470MTGでは、各艇MTG、ポジション別MTGに加え、1年生が「今日できることになったこと」と「次回できるようになりたいこと」を言うコーナーが新設されました。個人的にはこのコーナーはすごくありがたいです。自分ができるようになったこと、まだできていないことを整理でき、それらを意識しながらヨットに乗れるからです。これはとても密度の濃い練習につながると思います。

自分の反省点を書き連ねてしまったという感じが否めない稚拙な文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

2019年の締めとなる今週末は八景レース。1年生はレースデビューとなります。個々の課題が少しでも改善され、目標に近づけるレースになるよう各自努力して臨みますので、応援していただけると嬉しいです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿