平素よりお世話になっております、クルーザー4年の友成です。
9月28日から10月5日まで開催されました、J24世界選手権について書かせていただきます。
私自身のブログでは、世界選手権出場決定から実際に参加するまでの手順、取り組んだことを中心に(後世への記録用として)書かせていただきます。
前年度の全日本選手権で7位に入り、上位艇の辞退により出場権を獲得いたしました。
いざ、ありがたくも出場が決定したものの、チームとして最後に出場したのは6年前ということもあり、何から手をつければよいのかまったくわからない状態でした。
そこからは、ドライブに残されていた過去の先輩方の資料を拝読し、やるべきタスクを整理していく、分担していくということを半ば手探りで行いました。(こういった事務資料にしても座学資料にしても記録として残っているのは非常にありがたい限りです)
エントリーの手順や現地での整備計画含めタスクは多くありましたが、大きく分けて二点書こうと思います。
- チャーター艇について。これがとにかく大きくて大変な作業だったと思います。3年生の源が主に担当してくれました。3,4月ごろより世界選手権の公式ホームページにアップされているチャーターボートリスト(写真と説明が記載されている)を見て、どの船がよさそうか・速そうかというのを担当者がリストアップしてくれ、皆で話し合って決定しました。船を決定する上では、チャーターフィー・その船の過去の実績、基本搭載備品(艤装の種類)や船底等の状態などを中心に確認しました。5月ごろよりオーナーの方と連絡を取り、計測証明書などエントリーに必要な書類や決済方法の確認など行いました。結果的に艤装も普段使っている状態に近く(ブロック類等は自分達で持ち込みましたが)、コスパ最高の船を選べました。(オーナーの方も非常に親切で現地での買い出しに車まで出していただきました、ありがとうございました)自分達がよく走れるレースもあったのは、良い船を選べたことに尽きると思います。源の目利きともろもろの準備には大変頭が下がります。
- 資金面について。これも航空機・宿泊費・現地での食費・レンタカー代などあらかじめ試算してどのぐらい必要なのかを確かめました。現役強化費で補う分に加えて、それでも足りない分はLBの方からのご寄付・そして自分達で資金を調達する、の二通りの手段を講じました。前者については、LB通信や総会でお話しすることで、どのぐらい必要なのか、またどういう思いで世界選手権に参加したいのかをお話しさせていただきました。結果的に目標額を上回るご寄付をいただけました。後者については、業務用スーパーが行なっているスポーツ支援事業の補助金制度を使わせていただきました。(これは主将の関根が資料作成から面接までやってくれました。)サポートメンバー含め世界選手権という大掛かりな遠征を実現できたのは、まさにLBの皆様のご支援・そして部員の皆の頑張りのおかげです。ありがとうございました。
最後にはなりますが、この世界選手権では周囲の皆様に支えられていることをとにかく感じる瞬間が多かったです。インスタへの反応をいただけたり、普段活動しているマリーナの方からメールで激励のお言葉をいただいたりと、たくさんの方々から気にかけていただきました。(結果速報が遅れてしまったことに関しまして申し訳ございませんでした。)
改めまして、LB様をはじめとする皆様、一緒に行ってくださった社会人チームの皆様、マリーナの皆様、現地で生活全般のご支援をしてくださったシアトル淡青会の方々、ハーバーの方々、オーナー様、タスクを完璧にこなしてくれたチームメンバー、ご家族の皆様、お世話になった全ての方々に感謝申し上げます。このような自分史のハイライトとなるような貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。
たくさんの方々のご声援をいただいていることを身に染みて実感したからこそ、レースには大変悔いが残ります。途中まで手中におさめていたU25優勝を逃したことがいまの自分達の実力です。弱さに向き合って、チーム2024を締めくくるべく全うします。
友成遼
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