3月8日木曜日のことですが、東京ビッグサイトで開催されていた展示会、「LED Next Stage 2012」に行ってきました
なんか面白い物でもあれば・・・
と思ったのですが・・・、ま、どのブースも似たようなもんかな・・・
勿論、大型照明が得意なところ、小物が得意なところ、ゲージツ性に富んだ製品が多いところなど、一応特長はあるんですけど、どこも打ち出しているのは「省エネ」「エコ」・・・といったところ
演色性(えんしょくせい)を打ち出しているところもありましたねぇ
ちょっと変わったものでは、電球の内部に液体を充填して、LED素子の放熱を良くしたものがありました。
液漏れしなきゃいいんですが・・・
LED照明の方向性は二つあると思います
一つはLEDを使って従来照明に似せた・・・、従来照明の代替品とする方向。
もう一つは発光素子がLEDであることを活かして、従来照明では出来なかったような照明とする方向。
現時点では前者、「従来照明代替」の方向が強く、LEDならではの照明はイマイチなような気がします。
まぁ、展示会の展示品と各メーカーの開発現場では違いがあると思いますけど・・・
確かに「従来品代替」の方が、LEDを普及させるためには近道でしょうね
けど、「LEDだからこんなんできました」っていうのをたくさんみたかったなぁ・・・
従来照明は長い歴史の中で、従来照明(フィラメントのある白熱球)であるという縛りの中、いろいろな形状が生まれてきたわけで、それらをLEDで真似する必要もないような気がしますが・・・
LEDと白熱球の圧倒的に違うとことは、消費電力は勿論ですが、それよりLEDは直流(DC)低電圧駆動というところではないでしょうか
一般生活のなかでも・・・、例えば一般家屋でも照明用のDC電源系統を用意するようになれば、太陽光発電やバッテリーとLED照明のコラボが容易になり、効率の良い照明システムが出来るんでしょうけど・・・
あ、写真を何枚かバラバラと
けっこう賑わってました
レトロチックな照明
中国ブース群と台湾ブース群
その他色々
あ、そういえば「有機EL」もひっそりと展示していましたが・・・、ちょっと華が無かったですね