今日の寝顔~いつまでも一緒に

わんひとり(推定年齢16歳)、にゃんふたり(推定年齢6歳と4歳)との暮らし、わんの介護日記を中心につづります。

梅の花が咲きました

2021-02-19 13:07:24 | 介護日記
今日もご訪問どうもありがとうございます。

今年も庭先の梅の花が咲きました。
もう切り倒そうと思うぐらい古い樹、それでも、まだ花が咲いてくれます。
命って不思議ですね。




楽ちゃんの状況は依然として変わりません。
昨夜は、もう、こうなったら、何でも食べてくれたらいい!と
あの子の好きなカステラ、それも生カステラのケーキ、そして、豚しゃぶを用意しました。流動食なんておいしくないに決まっている。

味覚臭覚が鈍ったのか、特に、臭覚、においをかぐことはありません。
ただ、豚しゃぶ肉は柔らかくほぐして、小さくして、根気強く口に入れてあげると、噛んで食べてくれます。ケーキも、薄切りを1枚。
食べてはくれます。ただ、ほぼ強制的に食べさせるということで、楽しく食べることとは違います。抵抗する中、様子を見て時間をかけての作業です。
それでも、飲み込んでくれたらいい。誤嚥しないようにだけ注意しています。
水は、抵抗なく飲みます。
スポーツドリンクを飲ませてみようと思います。
かかりつけの獣医さんは、こんな時、何を食べさせたらいいとか、全然アドバイスはしてくれません。この子の食べるものを工夫して下さい、とだけ。
知識があまりないのか、邪魔くさいのか・・・
ネットで調べて、こういう時は、カロリーの高いもの、カッテージチーズなどアドバイスしている先生もおられますので、買いに行くと取り扱いなし。大きなスーパーでも、田舎だわ・・・(-_-;)
セカンドオピニオンの先生は、子犬用の栄養価の高いウエットフードもいいですと、言われました。それらはアマゾンで購入しないと・・・
今回、どうして急にこうなったのか、何度も自問自答しています。
半年前、ALPの数値が高くなった時、かかりつけの先生は、様子をみましょう、といわれましたが、私がもっと突っ込んでお聞きしたらよかったと後悔しています。半年前なら、楽ちゃんは、十分元気だった。だから、大学病院の検査も受けられる体力がありました。今はそんな状況ではないのに、今頃になって、先生は、原因が知りたいのでしょう!それなら、今調べないと。
と追い詰めるように言われました。
長年、お願いしてきた先生で信用していましたが、本当にがっかりしました。
主治医を信用しても、信頼しすぎてはいけない、ということを痛いほど今回知りました。そのために、楽ちゃんの命を危険にさらしている自分が許せない。
何かできたはずだったのに・・・
もっと前に・・・
先週の土曜日まで、楽ちゃん号で散歩に行ったのに。

セカンドオピニオンの先生のアドバイスで、胃腸の運動を促す薬をお願いし、昨夜飲ませました。水に溶かして飲ませると、すんなり飲みました。
で、今朝・・・・かなりの排便がありました。こんなに溜まっていたのだと・・今はすべて出し切り、すっきりした顔で点滴中です。
体重はまた減りました・・11.5kgほど・・・1日に変動がありますので、11.7キロ間を行ったり来たり・・それが、さらに減り始めると、危ないかもしれません。
これが老衰というものなのでしょうか・・・
食べてくれないということは、もう、何もいらないよ、そばにいてくれたらいいよと、楽ちゃんが望んでいるのでしょうか?
こんなことになっても、回復する事例はいくつもあるそうです。
そんな奇跡が起こるのでしょうか?
まだ行ってほしくない、まだいてほしい。
それでは、あとどれだけ一緒にいられたら、お母さんたちは幸せなのでしょうか?
わかりません。でも、1日でも長くとしかいいようがありません。
今朝の排便を(軟便も下痢も混ざりましたが、流動食なので仕方ありません)毒をすべて出し切ったから、と前向きにとり、泣かずに介護をしなければ。
明日が見えないほど、辛いものはない。

出会いがあれば別れもある、でも、なんだか、年をとればとるほど、別れが辛くなりました。ある時から涙もろくなり、そして、目の前の命の灯が弱くなっていくの見るにつけ、耐えがたい苦痛が走ります。
弱音を吐かずにがんばらないと、楽ちゃんが心配しますね。
楽ちゃん、本当にごめんね・・
どうか、どうしてほしいのか教えてほしい。何が食べたいのか教えてほしい。あの子を抱きしめて心で問いかけても、わかりません・・・
今日は暖かくなりました。お天気もいい。
今までなら、楽ちゃん号でお散歩なんですよね。
また、そういうことができたなら・・・という小さな希望でがんばります。

楽ちゃん、もう春が来るよ・・桜を見に行こうよ、一緒に!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

明日も世界中のおじいちゃん・おばあちゃんわんにゃんとご家族が元気で過ごせますように。