トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した65歳

かけひき

2015-05-19 07:32:56 | 少年野球
先日のライナーバックで少年野球を少し思い出しました。

知らない人は知らないでしょうから、紹介したいと思います。

少年野球では1塁から2塁への盗塁はとても重要です。

フリーパスだと、まず勝てません。ランナー2塁だと1ヒットで1点になるケースがほとんどです。

そこで、1塁ランナーと投手のせめぎあいがあります。

ランナーは、まずは大きくリードをとり、帰塁することに集中します。
当然、牽制球を投げられても、すぐに帰塁しますからセーフになります。

これを繰り返すことで、このリードの長さではアウトにできないと投手に思い込ませます。
そして、それよりも少し小さいリードにして、今度は本気で2塁を狙います。
投手は、牽制球でリードを小さくできたと妥協して、打者に投げます。
ランナーは良いスタートができて、セーフの確率があがります。


投手サイドからすると、このランナーの動きを逆手にとることができます。
リードが大きくても、盗塁する気がないと見破り、牽制せずに打者に投げます。

また、アウトにできない牽制球は7割ぐらいの力で行います。見た目は全力です。
すると、ランナーは、その牽制球をイメージして、もう少しリードできると勘違いします。
投手はアウトにできそうなときに、10割の力で牽制します。
ランナーのイメージより速い牽制なので、帰塁がちょっとでも遅れるとアウトにできる確率があがります。

盗塁と牽制球ですが、ランナーと投手の間で、少年野球でもこんなかけひきが行われています。

プロになると、何度も対戦するので、こんなのはそれこそ子供だましなんでしょうけどね。

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