和綿製品

2008-01-19 18:42:35 | Weblog
うさと

「和綿製品お披露目&糸紡ぎワークショップ」のお知らせ

長年準備を進めてまいりました“和綿プロジェクト”ですが、今年いよいよ「有
機和綿十割“わ”」という形で、皆さまにお披露目できることになりました。
つきましては、お披露目会を兼ねた糸紡ぎワークショップを下記のとおり開催い
たしますので、よろしくお願いいたします。

■タイトル:

日本初!和綿ブランド誕生。 2008年1月
 有機和綿十割「わ」 by MADE IN EARTH.

■リード文:

「わ」の製品は、日本綿(和棉)をすべての素材としています。鴨川和棉農園
(千葉県鴨川市)の協力により、日本の在来種のワタを、有機栽培から、糸紡ぎ、
織りにいたるまで、古来より育まれてきた伝統的な方法で、じっくりと時間をか
けて仕立て上げました。和綿の持つ、日本の風土・気候にあった和やかな肌合い、
風合い、色合いをおためしください。

■和綿について:

そのむかし、日本ではワタの栽培がさかんに行なわれていました。日本のワタ
「和綿」の在来種は、旧大陸綿(アジア綿)をその起源とし、世界のワタのなか
でも、もっとも耐寒性にすぐれたもののひとつといわれています。日本の風土・
気候と、ヒトビトとのかかわりにより、1200年以上のながい時間をかけて地に根
ざした和綿は、しっかりしなやか、白く澄みわたった繊維は、高い保温性と吸湿
性を持ち、つかうほどにやわらかさが増す特徴をもっています。

ワタの栽培は、明治時代に入って機械紡績による大量生産の波を受け、衰退の一
途をたどり、昭和期に入ると在来種のタネ自体が処分されてゆきました。現在、
日本全国に200種以上存在していたとみられる在来種は、絶滅の危機にあり、鴨
川和棉農園を主宰する田畑健氏の努力により、

20数年かけて各地から集められた40種ほどが残るのみとなりました。ワタの自給
率が基本的にゼロである現在の日本では、すべての綿製品の素材は、世界の綿市
場の95%を占める新大陸綿が使用されています。

「わ」では、鴨川和棉農園の協力を通して、全国に和綿有機栽培のネットワーク
を構築し、有機栽培から、手紡ぎ、ガラ紡、手織りなどの、「ワタとヒトのつく
りだす輪」を視点に据え、和綿の持つ特長を素直に生かしたものづくりに努めて
まいります。


■和綿プロジェクトについて:

和綿プロジェクトは、メイド・イン・アース/株式会社チーム・オースリーが、
千葉の鴨川和棉農園の協力のもと、「和綿をそだてる」「和綿をひろげる」「和
綿をつたえる」のおもいを軸に、日本の地に再び和綿をよみがえらせることをめ
ざします。

・和綿をそだてる
和綿の栽培農家を育成し、栽培技術の普及とともに和綿の種の保存をはかってゆ
きます。ワタの栽培・加工のすべての過程において、一切の農薬・薬剤を使用し
ない伝統的な栽培方法の再現につなげてゆきます。

・和綿をひろげる
つくり手(栽培者・紡ぎ手・織り手・製品つくり手)・つかい手(愛用者)のバ
ランスのとれたネットワークにより和綿を大きく広げてゆきます。和綿栽培の体
験、糸つむぎ、手織りのワークショップなど、和綿を取り巻く大きな「わ」をお
届けしてゆきます。

・和綿をつたえる
日本の風土気候により育まれてきた和綿の生まれ持った特長を肌で実感していた
だきながら、地に根ざしたヒトと自然(地球環境)との営みの、よりよい在り方
を探ってゆくとともに、次世代へとつなげてゆきます。

【ワークショップの概要】

■イベント名:和綿ブランド「有機和綿十割 わ」誕生記念!!
        「和綿・糸紡ぎワークショップ」

■日時:2008年2月2日(土) 13:00~17:00

■場所:自由が丘ソフィアホール
    東京都世田谷区奥沢5-41-12 ソフィアビル4F

■参加費:2000円

■主催:メイド・イン・アース(株式会社チーム・オースリー)

■申込方法:メールもしくはお電話で下記までお願いします。
      ※メールの場合、住所・氏名・参加人数・電話番号をご明記ください。
      Mail:event@made-in-earth.co.jp
      Tel :0120-697-510

※定員になり次第、締め切らせていただきますのであらかじめご了承ください。

詳しくは、、、
和綿プロジェクト事務局(メイド・イン・アース内)
東京都世田谷区奥沢7-3-10
03-5758-6639
までお問合せください。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。