今日も2010年2月20日の東京都町田市・薬師池公園のツバキの画像です。
「紫光(紫香)」。ヤブツバキの自然交雑実生から育成。一重のラッパ咲き、小輪。愛媛産。
「富樫白(とがしじろ)」。白色の八重、割しべの中輪。内に抱えたくりがた弁で咲き進むと弁間が透いてやや蓮華性を帯びる。花心には2~3枚の旗弁が出て、花弁の基部は黄色味を帯びる。富山産のユキツバキ系。
「神楽獅子(かぐらじし)」。桃~淡桃地に紅色の縦絞りが数少なく入る牡丹~獅子咲きの中輪。平開する外弁の中に大小不揃いの旗弁が盛り上がる。荒々しさより優しく愛らしさを感じる品種。類似の「獅子頭」は花弁に紅色の縦絞りが入らない。
「発心白(ほっしんはく)」。白色の一重、筒~椀咲き、筒しべの小~中輪。花はいくぶん長めの筒咲きで先細りの筒しべが花の印象を引き締めたものにしている。花期は2~4月。久留米産。
「庵の月(いおりのつき)」。詳細不明。
2月から咲くツバキ、私が撮ったなかでは17品種がありました。傷みの目立つものもありますが各3枚、計51枚でスライドショーを作りました。BGMの雅楽「越天楽」は「クラシック名曲サウンドライブラリー」からダウンロードしました。
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