王禅寺の寺紋は三つ葉葵
秋になると我家のまわりの柿が色づいて、それは綺麗なのですが、
家の真横の畑の柿があまりにも良い色になってきたので見惚れていたら、
そうだ、近所に確か有名な(?)柿があったはずだと思い出したのでした
午後は時間があったので、善は急げとばかり自転車で出掛けました
その行き先というのが王禅寺だったのです
王禅寺には目的の柿「禅寺丸」の原木がありました
木の前には記念碑
鎌倉時代にここ王禅寺で偶然発見されたそうで、日本最古の甘柿の品種と言われているそうです
近所にそんな柿の木があったなんて、ちょっとした驚きでした
国の登録記念物にもなっているそうです
その原木には数は少ないながらも色づいた小さな実がついていました
小さくてまんまるの可愛い実です
食べてみたくなったのですが、流石にお寺の柿を手に入れることは出来なそう…
そこで、近隣の農家さんで直売していないか付近を探してみることにしました
畑は結構あるのですが、直売所を構えているところはありません…
そして、畑の脇には柿が植えてあることが多いのですが、
それが禅寺丸かどうかもわかりませんでした…
手に入れるのを諦めかけていたその時、道端におばあさんがいらしたので、
この辺で禅寺丸を売っているところを知りませんか?と聞いてみました
すると
あそこに見える木はうちの木だけれど、良かったら持って行きなさい
そう言ってどんどん先を歩いて畑へ案内して下さいました
好きなだけとっていいよ、と
竹竿を渡して下さったのですが、柿をとるのは初めてでどう使うのかわかりません
竹竿の先には割れ目があって、そこに枝を挟んで折るようにとると教わり、
恐る恐るやってみると、これが愉しいのです
3個ほどとって、お礼を言うと、
竹竿を受け取ったおばあさんはホイっと実が鈴なりの枝を手際よく折って、
これくらいは食べれるでしょ、と微笑みながらそのたわわな枝をくれました
手に入れることを諦めていたので、おばあさんには心から感謝です
禅寺丸は小ぶりでまんまるの柿で、切ると実は橙色と茶色のマーブル状になっています
さくさくとした歯ざわりで、程よい甘みがあり、
とても美味しい柿でした
禅寺丸を探す半日の小さな旅、おばあさんのお陰で良い思い出になりました
秋になると我家のまわりの柿が色づいて、それは綺麗なのですが、
家の真横の畑の柿があまりにも良い色になってきたので見惚れていたら、
そうだ、近所に確か有名な(?)柿があったはずだと思い出したのでした
午後は時間があったので、善は急げとばかり自転車で出掛けました
その行き先というのが王禅寺だったのです
王禅寺には目的の柿「禅寺丸」の原木がありました
木の前には記念碑
鎌倉時代にここ王禅寺で偶然発見されたそうで、日本最古の甘柿の品種と言われているそうです
近所にそんな柿の木があったなんて、ちょっとした驚きでした
国の登録記念物にもなっているそうです
その原木には数は少ないながらも色づいた小さな実がついていました
小さくてまんまるの可愛い実です
食べてみたくなったのですが、流石にお寺の柿を手に入れることは出来なそう…
そこで、近隣の農家さんで直売していないか付近を探してみることにしました
畑は結構あるのですが、直売所を構えているところはありません…
そして、畑の脇には柿が植えてあることが多いのですが、
それが禅寺丸かどうかもわかりませんでした…
手に入れるのを諦めかけていたその時、道端におばあさんがいらしたので、
この辺で禅寺丸を売っているところを知りませんか?と聞いてみました
すると
あそこに見える木はうちの木だけれど、良かったら持って行きなさい
そう言ってどんどん先を歩いて畑へ案内して下さいました
好きなだけとっていいよ、と
竹竿を渡して下さったのですが、柿をとるのは初めてでどう使うのかわかりません
竹竿の先には割れ目があって、そこに枝を挟んで折るようにとると教わり、
恐る恐るやってみると、これが愉しいのです
3個ほどとって、お礼を言うと、
竹竿を受け取ったおばあさんはホイっと実が鈴なりの枝を手際よく折って、
これくらいは食べれるでしょ、と微笑みながらそのたわわな枝をくれました
手に入れることを諦めていたので、おばあさんには心から感謝です
禅寺丸は小ぶりでまんまるの柿で、切ると実は橙色と茶色のマーブル状になっています
さくさくとした歯ざわりで、程よい甘みがあり、
とても美味しい柿でした
禅寺丸を探す半日の小さな旅、おばあさんのお陰で良い思い出になりました