熱いということ
先日、ある講演を聞いてきました。講師は、「十勝の人はみんな熱い」と言っていました。また、新聞のコラム「冬を生き延びる」にも、同じようなことが書かれていました。
一方、本州に住んでいる友人も寒暖の差が大きい十勝の天気を見て、「寒いところに住む人は、心が熱くないと住めない」と言っていました。人の心は、自然環境などによって育まれることに改めて気づきました。
ところで、蘭学医であった関寛斎(1830-1913)は、73歳の時にアイヌを道案内に十勝川を遡り、足寄町にある石川家(石川元衆議院議員の実家)に1泊したあと、厳寒地で有名な陸別町斗満原野の開拓に入りました。
十勝開拓の祖と言われる依田勉三も、「晩成社」を組織し十勝に入りましたが、関寛斎は73歳で開拓に入りましたから熱い人だったと思います。ここに、十勝の活性化のヒントがあるように思います。
「十勝の活性化を考える会」会長
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます